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「情報に差がありすぎる!」「Gallagher guitar の話」

 「終活ギター アコギ庵」「アコギ弾き比べサロン アコギ庵」です。
 アコギ一筋54年。アコギの終活をやろうというオッサンが、《何かアコギ好きのためにできることはないか?》というところからスタートしました。アコギ好きのための”Support and Assist”を目標に、何かしらお役にたてることがあればいいなと思っています。
 そうそう簡単に弾くことができないと思われるギターも、何本か用意しています。初心者の方用、中級者用のギターもあります。とにかく来て弾いていただいて、そこから何かが始まることを期待しております。アコギ好きの皆様とお話しすることを楽しみに、お待ちしております。

「情報に差がありすぎる!」
 前回の記事「情報だけではわからない!」の続編になるかも?ですが、情報のお話です。これはっと思ったギターを見つけた時、まず頼りにするのが写真や動画、説明文です。ネット上での情報の話になりますが、ショップによってその情報量にものすごい差があります。

 商品の良いところ(アピールポイントと言っても良いかもしれません。)、気になるところ(マイナスポイント)をどれだけ正確に伝える努力をしているのか?その中身でショップの姿勢がある程度わかるのではないでしょうか?

 情報が不十分だと思ったら問い合わせればよいだけなのですが、できるだけ顧客にそのような手間をかけさせない方が販売はスムーズに行くと思います。写真で見ていた状態と比べて、実際に実物をみたら全然違ったというのはよくある話です。この場合、写真より実物の方が良かったということはほぼないと言えます。良くても写真も同じぐらいというのが関の山です。言い方は良くないですが、わざと悪いところを隠して撮っているなと思うことさえあります。クラック等をわかりにくいようにするために、解像度の低い写真ばかりを出しているところもあります。

 商品の状態を示すEXやVGなどの表示も、それぞれの店で勝手に決めているようです。これもショップによって全然違うなと思うことがよくあります。特にヴィンテージの場合、その差が大きいように感じます。きちんとした基準があるわけでもないし購入する人によって気にする部分も違うので、そこはもう実物を見に行くか詳細を問い合わせるしかないですね。

 最も重要視しているのは、マイナス部分をきちんと説明しているか?という点です。ショップにとっては売れにくくなるポイントなので、やりたくないことは確かです。あえてそれをちゃんとやっていてくれれば、かなり好感を持って見ることができます。写真の解像度もそうですが、説明文もかなり差があります。感心するほど言葉を巧みに使っているなと思うところもあれば、抽象的過ぎてようわからん!というところもあります。短い文章でも、マイナス部分をしっかりと説明しているなと思うショップもあります。

 このショップによる差は、価格面でも相当あるなと感じています。同じ年代でコンディションもさほど変わらないのに、価格差がかなりある場合があります。〝何が基準なのか?よくわからない!”のは、素人だけではないのかもしれません。

 オリジナルの状態が多く残っていればそれをアピールポイントにし、リペアや調整が行われていればそちらをアピールする。(楽器としてはそちらの方が価値があります。)都合の良いように使われているなと言えばそうなのかもしれませんが、売る方の立場からすれば当然ことでしょう。買い手側の座標軸がどこにあるかで、受け止め方も大きく変わります。プレイヤーであれば、自分のやろうとしている音楽にどのようなギターサウンドが必要なのか?を見極めることが大切になります。所有することを目的としているのならば、可能な限り状態の良いもの(オリジナル状態が残っているもの)、見栄えのするものがターゲットになるでしょう。

 詳細な説明がなく写真も不明瞭な場合は、実際に手に取って弾くのが一番です。それが難しい時は、電話で直接いろいろ質問しましょう。文字だけより、言葉のトーンやニュアンスで掴めることがあります。良いギターを手に入れるためには、手間や努力を惜しまないことです。

 「Gallagher guitar の話」

Gallagher G-72 Special 1993 30年前のギターとは思えないほど、状態が良い個体です。
商品説明にはそれほど良い状態とは書かれていませんでした。
良い意味で、見事に期待を裏切られたギターです。音もバッチリ。

 Gallagher、好きなギターです。特にヘッドのデザインは、シンプルでありながら美しいなと思わせてくれるラインです。そこが一番気に入っている部分です。一番最初に所有したG-70(1972年製もしくは1973年製)というモデルは音も良かったので、自分の中でGallagherというギターのイメージが出来上がっていたのかもしれません。ですが「それほどでもないな。」という個体もありました。やっぱりギターは弾かないとわかりません。日本では寺田楽器が作っていたものもありましたが、まったくの別物です。(モデルの名称も違うので、わかると思いますが・・・。)ドク・ワトソンがG-50というモデルを使用していたこともあり、ブルーグラスの世界で人気があるようです。
 最盛期には年間120本ほど製作されていたようですが、最近は年間30本程度になっているようです。2015年までのデータしかありませんが、2011年~2015年の5年間で152本です。

 製作本数がそれほど多くないのでめったに見ることは出来ませんが、サイド・バックがハカランダのモデルもあります。(かなりのお値段ですけど)

 FACEBOOKには、Gallagher Guitar Owners Club もありました。メンバーも700人以上おられます。残念ながら私の周りや知り合いには、Gallagherを使っている人は一人もいません。ちょっと寂しいですけど、日本ではこんなものなのでしょう。
 個人的な好み、思い入れがあってGallagher guitar のことを書かせていただきましたが、すべてのGallagher guitar が良いという訳ではありません。タマが少ないのでアタリの個体に出会う確率も低いと思いますが、弾いてみる機会があれば是非弾いてほしいギターです。

Gallagher GC-70 Custom 2002年製 サイド・バックがマホガニーでOOサイズ。
12フレットでカッタウェイですが、これも鳴ります!
このヘッドの形、好きですね~!

 拙い文章をお読みいただき、誠に有難うございます。皆様の感想、ご意見をお聞かせください。 またアコギに関する相談等がございましたら、どんなことでもOKです。遠慮なくお尋ねください。
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