関係性

※愛玩動物について話していた時の切り抜き。関係性というものをわたしがどう考えているかが分かる。

(野良猫と家猫のどちらが自由か聞かれて)
印象で言えば野良猫ですね。勝手に生まれて勝手に死んでいくあたりが自由な感じがします。一生にわたって誰からも何の役割も期待されていないところが良いです。
ところで一つ前の私のツイートの末尾「お互い自由であって欲しい。」について圧倒的に説明不足だったので私なりの意図を説明させてください。まず私がどのような関係性を好むかなのですが「相手に対して何の期待もし合わずにお互いに好き勝手やっているだけで、互いの興味関心が重なり合っている領域においてのみ交流が発生するような関係」が好みです。「お互いに自由であって欲しい。」で意図していたのは(私→猫)への期待する振る舞いの少なさです。愛玩動物に対してただ同じ空間を共有出来ることぐらいは期待しますが、従順さのような余計な属性は期待したくありません。「その対象がただ存在していること」だけを根拠に愛着を持つような態度でいられるのが理想です。
「従順だから可愛がる」のような条件付きの愛着が不誠実な気がしています。具体的に私が特定の犬に好感を抱いているとして、その好感の根拠が「この犬は私に対して従順さを示している」といった有り触れた代替可能な属性だとなんとなく不誠実な気がします。なんというか「その犬の”その犬性”」のような代替不可能な固有の属性を根拠に好いているのなら良いのですが、「従順さ」のようなありふれた代替可能な属性を根拠に好いているの不誠実な感じがします。「○○(固有でない任意の属性)なら何でも良いのでしょ!!」って感じが厭なのだと思います。目の前の個別具体的で固有な存在に対して、その固有性を観察せずに自分に都合のいい部分だけを選び取って評価するような態度が多分厭なのだと思いました。

※思い返すとこれに影響を受けてると思う。



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