日記、359日目。

注文していた服を受け取るために早く起きた。午前中という括りは広すぎる。
顔を洗い、シャワーを浴び、髪を乾かしたらやることがなくなったのでヨーグルトを買いに出かける。信号待ちをしていたらあっという間に女子小学生の集団に囲まれる。集団は信号が変わると一斉に走り出した。すこやかが過ぎる。Eテレ感。Eテレっていうか、”NHK教育”っていうか。

ヨーグルトを手に持って家まで帰ったらちょうど宅配の人が私の部屋の前に立っていた。おそらく玄関ポストに強引に詰め込もうと思っていたところで私が戻ってきたからなのか、かなり動揺した顔をしていた。それはそれで却って申し訳ない気持ちになったが、私も自分が購入したパンツをぐしゃぐしゃにされても困るので「それ受け取りますね」といって手渡してもらった。宅配の人はすぐさまその場から去ってしまいたかったのだろうけれど次の配達が隣の部屋だったらしく、0.1秒だけダッシュして隣のインターホンを押していたので、なんかゲームキャラみたいだなと思った。そしてそのまま気まずそうに下を向いていたので私も部屋の中へと引っ込んだ。なんか、見ちゃってごめん。

日中は作業を片っ端から。無駄にやる気が出た。早起きしたからなのか宅配の件があったからなのかどっちが原因か分からなかったが、とにかく今日の私はいきおいがよかった。このいきおい、とれたてのエビやハマグリで喩えたくなる。喩えない。私はこれからも海の幸に頼らないで生きてゆきたい。

日付が変わる直前、一昨日に続いて友人から電話。話すような近況はもうないので食パンにかけるふりかけの話とかをした。トッピーという名前だった気がするけれど間違っているかもしれない。祖父母の家へ行ったときに町のなんでも売っている八百屋で祖母に買ってもらった記憶がある。祖母とトッピーの話、今からでもZINEに入れてしまおうか。これ以上広がる気配はまるでないけれど。