2024/04/23(火)
日記、364日目。
坂道を登っていると前からポメラニアンと小柄な中年男性がけっこうなスピードで駆け降りてきた。たいへん愉快な絵づらでよかった。あかるいBGMを付けたい。状況に応じたテーマを何曲も作ってサウンドトラックアルバムとしてリリースしたい。ポメラニアンはキラキラした目で楽しそうに走っていたが中年男性はかなり必死そうだった。中年男性が一生懸命リードを引っ張るもんだから、いっときポメラニアンが宙に浮いた。私はその瞬間を見逃さなかった。いいものが見られてよかったと暗がりの坂を上がりながらおもった。
天気はあまり良くなかったが家でそうめんを啜った。夏が来ようが、過ちによって夏が永遠に来ない土地に住む刑に処されようが、どこでも構わずそうめんを啜っていたい。ていうか、そうめんも宙に浮いたらいいのに。
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