緑内障疑惑パニックのその後はそれなりに大変だがそれなりに大丈夫、超初期

先週、飛蚊症かな?と思い眼科に行ったら、「いや、むしろ緑内障かもしれん」と医師に言われた。
で、ちょっとパニクリつつ色々調べて、今日改めて別の緑内障専門医のところに行ってきた。
やはり、専門だと機材も検査も全然違った。行ってきて良かった。

結論、再検査を来月しに行くことになり、結構そうかもしれない可能性があるようだが、視野欠け症状が出てくるのはほっといても20年後ぐらいで、今の段階で見つけられるのはかなりラッキーとのこと。
最終的な診断はまだだが、真面目に点眼して通院しておけばまず大丈夫だろう。

目の診断は意外と難しいのかもしれない。
始めは左の飛蚊症かな?と思い町医者に見せに行ったのだが、いや両目ともなんか変で特に右がおかしいとその時は言われ、そこでは三か月後にまた様子を見せてと言われた。

不安になったので、その後に別の専門医のところに行ってみると、右は先天性の生まれつきのもので、むしろ左が少しおかしいとのことだった。
画像を色々と見せてもらって、分かるような分からんような難しい説明をされたが、とりあえずかなりしっかり見てもらえた。
こんなにちゃんと目を診てもらったのは初めてだし、不安になったら評判良いところ行ってみた方が良いなと痛感した。

いや、本当に全盲になるんじゃないかとパニクったが、とりあえず大丈夫っぽい。

世間にも、同じような状況でパニクる人が結構いるだろうと思うので、
この一週間、緑内障かもしれんと言われた後に、
何を調べて、何を思ったのかを備忘録としてまとめておく。

緑内障とは?

緑内障は、色んなパターンはあるらしいが、ざっくり言うと眼圧が上がって目が少し膨張し、それによって視神経が圧迫される状況が続き神経が痛んで見えなくなっていく病気らしい(素人調べ)

症状としては、周辺視野が徐々に欠けていくというもので、
視野が欠けてきたときには、もう7割ほど神経がやられてしまっているらしい。
そして基本的にはやられた神経は戻らないので、眼圧を下げて、神経の圧迫を防ぐ治療をして視野を守っていく必要がある。(神経の再生医療も熱心に研究されていて、結構先の将来には期待されている技術らしい)

とりあえず私は視野が欠ける前に見つかったので良かった。
(良い病院にいくと視野欠けを確認できるマシンがあります)

緑内障は40歳以上の日本人の5%、70歳以上だと15%ぐらいが持っているらしい。

治療としては、まずは点眼で眼圧を下げることである。
症状によっては日帰りレーザー手術、さらに悪い場合は外科手術があるとのこと。

目薬には、クマが出たりまぶたが垂れ下がったりの副作用もあるけど視野は守りたい。
やはり全盲は怖い。

生活習慣の改善

とりあえず、以下の5つの改善をした。

・スマホ依存をやめた(代わりに音楽やラジオアプリへ)
・食生活を改めた(カップ麺から肉野菜中心へ)
・軽い運動をするようになった
・寝るときは仰向け
・うつ伏せで本を読むのをやめた(基本的にうつ向きになると眼圧はあがる)

一週間やっただけでも、結構目が楽になった感じはする。

考え方がかなり変わった

物欲が無くなった

物を集めたとて、見えなくなってしまっては意味がないと気付いた。
欲しいものをたくさん集めて豊かになりたいと思ってしまいがちだが、最終的にそれらは見えなくなったり、自分にとって意味がなくなってしまうかもしれないから、何でもかんでも手を広げるよりかは大切なものを厳選していくような、ある種ミニマリズム的な思想が芽生えた。
だから、仮に、自分が目が見えなくなっても、ずっと大切にしていたいものって何だろう?と考えてみるのは結構大切だと思った。

細かいことが気にならなくなった

割とちょっとしたことを気にしてしまうタイプだったが、
いつか何も見えなくなってしまうかもしれないのであれば気にしても変わらないなと思った。
人は最終的にはどんなかたちであろうと、どんなに弱ろうとも自分なりに生きていくのだ。
今、少し失敗したとか、そんなことを気にしたとて変わらない。

何気ない日々を愛おしく思うようになった

日々の掃除、洗濯、料理などの作業も目が見えているからできると考えると、今が輝かしい日々だと感じる。
健康に自活できていることこそ素晴らしいことなのだ。

その他

うつ薬や花粉症薬が使えなくなる

抗コリン薬や抗ヒスタミン薬が緑内障を悪化させることがあるらしい。
視野を守るためにもメンタルケアが大切である。

最終的には公共がしっかりしている

盲老人ホームというのがあって、一人で放置されたりというようなことは無いようだ。

対話型AIは希望だと思う

既にChatGPTアプリでも人と見分けがつかないぐらい自然に会話できるが、これは視覚障害者にとってかなり希望だと思う。ずっとそばで話し相手になってくれる存在がいるのはかなり孤独への処方箋になる。

神経を再生する薬が研究されている

レネクサスという視神経を太くする?薬の治験が進んでいるようである。(ちょっと詳しいことは分からん)
これまで、緑内障の薬での治療は眼圧を下げる治療だったが、神経の方に作用する薬が開発されてきているのである。

いつかは、視野が欠けても復活するような時代になっていってほしい。
医療研究者はやはり素晴らしいと思う。

今回はこんな感じでした。
以上です。長々と失礼いたしました。

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