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インスタ広告のターゲティングが役に立たない

インスタ広告に限らずネット広告の強みのひとつにターゲティングの精度があります。マスメディアと異なり「○○に住んでいる△△歳の✕✕に関心がある人」を対象として広告を届けることが可能です。

インスタ広告をやっていると「インスタ広告はどのようなターゲティングができるんですか?」的な話になることがよくあるんですが、インスタ広告のターゲティングってそこまで考える必要はないのではと思うこともたまにあります。

インスタ広告でできるターゲティング

インスタ広告のターゲティングで年齢・性別・位置情報でターゲティングできそうなことは予想できます。

またインタレストと呼ばれる興味関心でもターゲティング可能です。

その他は自社で保有する顧客リストを活用する"カスタマーリスト"や特定のリストに類似するユーザーを探し出す"類似オーディエンス"などがよく使われます。

参考:Facebook広告3つのターゲティング方法とオーディエンスをわかりやすく解説【2021年】
参考:Facebook広告のターゲット設定オプション | Facebook for Business

使える/使えないターゲティング

ターゲティングのなかでも年齢や性別、位置情報は役に立つことが多いでしょう。サービス外のエリアへの配信は意味がありませんし、20代向け転職サービスであれば20代に配信しなければ意味がありません。

位置情報はスマホの位置をとっているので確実な情報です。年齢や性別はFacebookアカウントに紐付いていれば確実ですが、最近では紐付いていないアカウントも多そうです。年齢や性別も予想になりますが、対象外に配信しないという点で役に立ちます。

一方で興味関心のターゲティングが微妙です。

Facebook(現在はmetaか)が数百の関心事をつくってそれに興味のある人をターゲットとするものですが、その判断は関連するページをみたりそういったユーザーと似た行動をしている人というものなので結構曖昧です。

ターゲティングを広くして成果が悪化したり必要以上に狭くなることで機会損失が生まれることも多く、興味関心のターゲティングを使わないという判断をすることも少なくありません。

広告でターゲティングする

興味関心を使わずどうやってターゲティングするのかというとそれが広告クリエイティブ(広告のバナー画像や動画)です。

わかりやすく言うと、「ターゲットとするユーザーしかクリックしない広告クリエイティブ」をつくればいいのです。ターゲットユーザーはめちゃくちゃクリックするけどターゲット外ユーザーはまったくクリックしないのが最高です。

媒体は配信結果から「こういう人に配信するとクリックやコンバージョンを獲得できるのか💡」と学習しどんどん配信がターゲットに寄っていきます。

興味関心のターゲティング設定で悩むのは時間の無駄なので、そんなことよりターゲットに刺さる広告クリエイティブをつくることに力を注ぎましょう。


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