見出し画像

恋文は、私だ。

片割れのメールは、先週水曜。
それから、音沙汰ない。
スマホ取られてるってあったから、こちらから連絡は取れない。

私の時間は、今日しかない。

恋文、ナースステーションに預けよう。
そう思った。
でも、私が恋文になった。

逢えました。
麻痺の身体、さすってあげて、
会えなかった時間を、共有した。

お互いに、頑張ったねって、褒め称えた。

顔合わせた時、正直、老いて見えた。
こわばった表情。
言葉もたどたどしく聞こえた。
でも、直ぐに、いつもの彼に戻った。
少し、驚きと照れがあったみたい。
「逢いたかった?寂しいって泣いてなかった?」と聞いたら、「ウルセー」と照れてました。

死ぬかと思ったが、生きてるってことは、
お前にまだまだ教える事があるってことだ。
そう言いました。

生死をさまよっている間は、何か知らんが、海上で漁師のオッサンと酒を酌み交わしながら、「俺が強い。」「いや、俺だ。」と言い争っていたらしい。

…私は、夢に出てこなかったのね…漁師のオッサンに、負けた(笑)

まだいつからかは決まっていませんが、転院も決まり、リハビリ頑張るって。
もう、運転は出来ないと言うので、私がタクシーで逢いに行っちゃるって話しました。

不思議なのが、テンション上がらず、穏やかに二人で居たこと。
彼の顔見たら、私はきっと号泣してしまうだろうと妄想してましたが、
お庭でお話するみたいに、過ごしました。

幸せだと思う。

今、こうして文字を打って、初めて涙が出ました。
もう、逢えないかと思っていた自分も居たので。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

\(^-^)/ありがとうございます。
15

西崎

トラウマがあり、41歳で『片割れ』と出逢い、人生が変わりました。 41歳からの社会科見学。 色々な体験を覚え書き。 『愛情の無い結婚』を経験しました。→脱出しました。 その結婚相手が避妊や性交を知らないことの恐怖から『黄体ホルモン放出システム・ミレーナ』を装着しました。

コメント2件

(っ´>ω<))ω<`)よかったですね゚・*:.。❁
はい。
何だか、夢を見たみたいな気持ちです。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。