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ジョン・カビラさんに学んだ、立体的に話す技❗️(voicy2021/6/9)

数字を使った質問をすると答えやすい、そして答えを聞く側もイメージがしやすいですよ

というのが前々回の記事の内容でした。
そこで、まりからこんなコメントをいただきました😊

そういえばお医者さんから『最初の痛みが10とすると今はどれくらいですか』って、たしかに自分も質問されたな〜って気が付きました。ただ自分がその質問をしているかというとしてないな、と思いました。

ここからヒントをいただきました。

どういうことかというと、"学ぶ"とは「真似をする」の「まねぶ」から来ているというお話を聞いたことはありますでしょうか?

誰かの真似をすることは、実は学ぶことの原点なんですね。

ご自身のまわりでお話上手な方がいらっしゃると思います。そういう方の話し方を真似していくといいんじゃないかな、というご提案です。

私自身が実際どういうものを真似してきたか。

ラジオDJになって間もない頃、J-WAVEでジョン・カビラさんの番組を聞いていた時のことです。

カビラさんが、今雨降ってるかなーっておっしゃってそれでマイクからオフった(遠ざかった)んですよ。

「どうかな~。あ、傘さしてる人がいるから降ってるみたい(マイクからオフって喋っている)!皆さん今日は雨です(またマイクに近づいて喋る)」

っていう感じでした。

まるでジョン・カビラさんがスタジオの中で、窓の外に移動して、またマイクの元に戻ってきた、そんな映像が見えたような気がしました。そのスタジオの中の空間っていう広がりを感じたんです。

そうか!
マイクとの距離ってこんなふうに使えるんだと思ったんですよね。

それ以降ですね、あえて「ちょっとここだけの話」なんていう話をする時には、マイクに近付いて小声で喋ったり。

また、「え~うっそ~~!」と大きい声を出す時は音が割れないように、わざとマイクから離れた方を向いてしゃべったりなどするようになりました。

毎日発信をさせていただいているvoicyさんのアプリというのは携帯に入っているので、きっと番組をされてる方は皆さんスマホを手に持っておしゃべりされてるんじゃないかと思います。

そのため、手の疲れによって自然にマイクとの距離が変わることはあると思いますが、あまり意識的にマイクとの距離を近づけたり遠ざけたりする人はいないんじゃないかなと思うんですね。

このご時世、オンラインミーティングというものがありますよね。

会議ではマイクとの距離感を活用することはないかもしれませんが、そういう使い方もできるんじゃないかなと思います。


あれは司会のお仕事をさせていただいた時のことです。

後で関係者の方が楽屋に来て下さってお疲れ様でしたって、労って下さってくれました。

その時に、「明日にお疲れが出ませんよ」って言ってお帰りになったんですよ。

その言い方を聞いたのは初めてで、なんて素敵なんだろうって思ったんです。

同じ女性として、その方がすごく素敵だったな方だったっていうのも影響は大きいんでが、なんて上品で美しい、優しい言葉なのかしらと思いました。

その言葉を言えるようになりたいって思ったんです。

でも、私は生まれが大阪で、育ちが福岡ですごい田舎もんなんです。

その田舎もんからすると、まるで東京の私立女子校に通っていましたという、山の手お嬢様ですっていう感じが、憧れではあるんです。

でも、私が言うと歯が浮く感じがして。ちょっと恥ずかしいんですね😅

「いや別にそれ自然な言葉だけど」と思われる方もいらっしゃると思いますが、ただ私にとってはちょっと歯が浮く感じだったんです。

でもいいんです。だって慣れていないんですから。それは不慣れな洋服を着るようなものなんですね。

あまり着たことがないようなデザインや色をしていると、最初は洋服に来られちゃう感じがあると思います。

でも、着てるうちに着こなせるようになります。実は言葉も一緒です。

自分が普段使い慣れていない言葉。
まわりの人が使っていて素敵だなって思った言葉。

最初はなんか自分らしくないなって思うでしょう。恥ずかしさもあると思います。

だけどそれを繰り返し言っているうちに、自然と自分のボキャブラリーの一つとして口から出るようになります。

そんなわけで今日のトライアルは、まわりでお話上手な方を見つけたら、

どんな話し方をしてるかな?
なんでこの人はこんなに上手なんだろう?

という風に、真似したいポイントを探し、そして真似てみる、というのはいかがでしょうか😊

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