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人生の軌道修正 ー自分の運を変える機会ー

節目や継ぎ目というのは運が乱れやすい場所であり、運が不安定になる期間です。そこでは事故が多発するものだし、停滞や不調が重なることの多い嫌らしい運勢です。だから嫌がられるし、その感覚はその通りで間違いなし。

ただし、節目というのは、運が変わりやすく、運を変えやすい分岐点でもあります。変えたい軌道があるならば、直線道路ではなく交差点を狙うのが最も効果的です。曲がり方さえ間違えなければ、楽に行き先を変えられます。

つまり、節目こそ改善のチャンス。継ぎ目の度に上昇・向上する様を成長と呼びます。素敵な人はその壁を乗り越えてきたし、成功者の多くはいくつもの節目を持っています。節目で上がるのか下がるのか。自分次第です。

というわけで。

人生の節目となり得る機会と、そこでの過ごし方を箇条書きで。

環境の変化を伴う決断は節目を作る

環境の変化を伴う決断をすると、それが人生の節目となります。
環境の変化とは、主に以下の3つです。
いずれも、人の行動により作られます。

1.転職や辞職(進学や出世による役務及び課題の変化も含む)
2.建築や転居(住環境の移動、結婚や離婚による同棲と別居も含む)
3.資本の移動(大きな借金及び投資、財産相続や事業の後継も含む)

運勢として定期的にやってくる節目

自分の言動や狙いや都合とは無関係に来る節目もあります。
いずれも定期的な循環の中で全ての人に訪れます。
運勢と呼ばれることもある強制的な節目です。

・明け方や夕方(陰陽の変わり目、朝焼けや夕焼けの頃)
・土用(季節の変わり目、4月、7月、10月、1月の後半)
・八白土気の年(暦において年盤の中央に八が入った1年間)
・艮に回った年(暦において年盤の艮に自分の星が入った1年間)
・23歳、41歳、59歳(18年ごとにやってくる人生の起承転結)

個人や企業や時代の成長期

人や物や国は、その成長・成熟に応じて節目ができます。
竹が伸びるのに節が必要なのと同じような感じです。
成長の過程で壁が生じ、壁を超えて次の成長が始まる、みたいな。

・技術革新(新しい道具や制度の登場、法律の変更や政権交代等も含む)
・技量や知識の熟練(心技体の成長、経験の蓄積、実力の向上)
・病気や怪我(治療と回復、失って得るもの、克服することで上がる段階)

節目における傾向と注意事項

節目とは、良い悪いではなく、節目という傾向。
良いこともあるし、悪いこともある。
良く利用すれば吉となり、悪く過ごすと凶になります。

※節目の最中や前後は一時的に運が不安定になり乱れやすい。
※節目が停滞や不調のきっかけとなり壁となることは多い。
※節目をきっかけとして運は変わる。悪化や没落の危険もあり得る。
※節目を軌道修正や改善の機会とすれば運はより良く変わりやすい。
※運の変化は縁の変化ともリンクする(縁が変わるのは成長の天啓)。

節目における過ごし方

節目って、そうと知っていれば、上手く立ち回れます。
どこがで曲がれば良いか知っていれば、道に迷わないように。
そこが交差点であると知っていれば、安全に曲がれるように。

節目における過ごし方の基本は主に以下の3つ。

1.減速:まず速度を落とす(急停止は凶)。
2.停止:再始動を前提に一時完全停止する(同時進行を抑える)。
3.確認:周囲の状況を十分に調べる(時期と方位の吉凶含む)。

※基本的には交差点での過ごし方と同様。
※現状維持以外の選択こそ軌道修正のきっかけとなり得る。
※重要な節目である程に、大げさな減速、停止、確認が求められる。

九星別節目での自分軸

交差点で曲がっても、曲がる自分は変わらない。
人生においては、変えちゃいけないものもある。
というか、変化のためには一定の軸が必要。

一白水星・四緑木星・七赤金星(個性派)
→価値観、専門性、独自性を基準に選択。

二黒土星:五黄土星・八白土星(経験派)
→現実性、具体性、安定性を基準に実行。

三碧木星・六白金星・九紫火星(感性派)
→好奇心、方向性、将来性を基準に判断。

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