皆さま、ごきげんよう。
ニシユキです。

先週、6月20日から26日まで、雑貨と喫茶 ネイロ堂。(岡山市)さんにて Tシャツアーティスト chobico さんの個展『chobico’s WORLD -チョビコの世界-』が開催されておりました。
会期中、運良く２度会場に足を運ぶことができまして、その時にわたくしが見聞きした秘密結社の模様をお伝えしたいと思います。

◆まず、秘密結社とはなんなのか？

約1年前、2021年の7月にネイロ堂。さんにて開催されて「夏衣展」でchobicoさんTシャツに出会ったことから事の経緯は始まります。

この時は、シルバーヒヨコさん赤Tシャツが放つ素敵オーラに圧倒され、このTシャツを買うか否か、このTシャツをお召しになるタイプはどんな方なのか等、勝手に分析を始めてしまったという話でございます。

そして、今年に入ったとある日、ネイロ堂。さんにて開催していたヤマイチアツコさんの個展「ヤマイチアツコ陶猫展」でのこと。
偶然にも、マレーバクパーカーをお召しになった素敵レディと、あの夏の日、購入するかどうかひとしきり悩んでいた、赤色TシャツのシルバーヒヨコさんTシャツをゲットされたチョビコさんシャツ愛好家の方々に遭遇することができたのです。

とんでもない偶然の出会いに、「なんだか秘密結社の集会のようだ…」と感じたことから、チョビコさんTシャツファンの方を勝手に”秘密結社”、”秘密結社メンバー”と呼ぶようになった次第です。

◆6月、神降臨！のお知らせ

色々な機会が巡り巡って、奇跡的に実現したという今回の雑貨と喫茶 ネイロ堂。さんで、チョビコさんの個展『chobico’s WORLD -チョビコの世界-』(2022.6/20-6/26)が6月下旬に開催されました。

「ついにチョビコさんの個展開催だあ…」「もしかしたら、チョビコさんが来岡されるかもしれないらしい…」等、ポロポロと情報が入ってくるにつれ、勝手に半月余り開催しちゃうもんだと想像していたのですが、冷静に考えてみれば、わずか１週間余りの開催期間。
にもかかわらず、チョビコさん情報がどんどん降り注ぎ、なんだかものすごく身近な存在になっていました。

そんなおり、ネイロ堂。の店主・ユカさんから、チョビコさん個展期間中に、秘密結社の皆さんでチョビコさんを囲むご飯会のお誘いが舞い込んできました。

これぞ、夢にまでみた”秘密結社の会”。
スケジュールを確認し、「参加します！！」連絡をいれたのでございました。

◆秘密結社の会

6月23日、ついにチョビコさんと対面することができました。
その日は、とりあえずは夕方にネイロ堂。さんに集合した後、秘密結社メンバーと共に、会合場所のお店に移動するという流れになっておりました。

ネイロ堂。さんに到着すると、チョビコTシャツを着た面々がネイロ堂さんに続々と勢揃いしてきました。
１階の喫茶スペースでチョビコさんを囲んでお話していた時のことです。

何気なく、「今回の個展のフライヤー素敵ですね。なんだかタロットカードみたいですね。」と声をかけると、
「え！そうなんですよ！！！気付いてくれました！？！」
とチョビコさん。
若い頃、ほんの少し、タロットカード占いにハマっていた私の何気ない一言でしたが、改めてフライヤーデザインを確認してみると、タロットカードの「世界」のカードそのもの！

「え！！！うそ！！！やばい！！！」

と、その場にいたメンバーで、写真を撮りまくりました。

タロットカートの「世界」のカードには、四方に散りばめられた、鳥、獅子、牛、人間、そして、中央には女神のような乙女が描かれているのですが、チョビコさんフライヤーには、鳥の代わりに「ハシビロコウTシャツ」、獅子の代わりに「ごろん猫ちゃんTシャツ」、牛の代わりに「ブレーメンの音楽隊Tシャツ」、人間の代わりに「マレーバク子供Tシャツ」、そして、中央には、リュウグウノツカイを身に纏い、手には絵の具と絵筆を持った姿のチョビコさんが描かれていました！！

「まさに、チョビコの世界やーーーーーん！！！！！！(泣)」

と、脳内で口あんぐりのガクブル状態になりながら、

「わあ、すげえ！すげえ！」

と声を発するのが精一杯のわたくしでございました。

◆北海道っぽい飴ちゃんのお返しに…

２階の展示ゾーンにて、チョビコTシャツを鑑賞していた時のこと。
「あ！そうそう、コレがありました！コレがありました！」
と、おもむろに、飴ちゃんの袋を取り出してきたチョビコさん。

「せっかくなんでね、来ていただいた方に持って帰ってもらおうと思って！」
と、北海道のミント飴と牛乳飴をひとつづついただきました。

「おぉぉぉ！北海道ぽい、北海道ぽいぞ！」

と喜ぶ秘密結社メンバー。

その後、１階へ移動した際に、私もそういえば飴ちゃんもってたかも…と思い出しまして、マイ飴ちゃん小袋を調べると、何個か飴が入っておりました。

そっと、チョビコさんや、ユカさん、秘密結社メンバーのマレーバク（※初対面の時にマレーバクTシャツをお召しの素敵レディ）さん、素敵ヒヨコ（※シルバーヒヨコさん赤Tシャツをご購入の素敵レディ）さんらに、そっと、花のくちづけの飴ちゃんを差し上げました。

どうやら、北海道では見たことがないそうで、しばらくの間、花のくちづけトークで盛り上がることになるのでした。

◆秘密結社の会

チョビコさんを囲んでの秘密結社の会。
乾杯の度に、全国ツアーで何度も地方でコンサートをしている風のミュージシャンを装いながら、
「帰ってきたぜ、岡山ぁぁぁぁぁぁ～～～～～！！！」
と、叫びながらグラスを高く上げで、皆を鼓舞するチョビコさん。
すると、ミュージシャン大好きグルーピーを演じて、秘密結社のメンバーも、声高らかに
「抱いてぇーーーー！！！」
と叫んで答える、という謎の乾杯ルーティーンが行われていた秘密結社の会の宴。

誰かが発した話題に、始終ゲラゲラと笑い、テーブルの中央に陣取るようにして座り、皆の話をクールな返しでさばいていくチョビコさんの切れ味鋭い返答やツッコミの数々に、
「ここは…クラブチョビコなのか…？スナックチョビコなのか…？」
と、チョビコさんのイカしたママさんぶりに何度も痺れてしまいました。
悩み事とか、めっちゃ聞いてくれたし！スナックチョビコ(もしくはクラブチョビコ)に何度も通いたくなりました。

同時に、秘密結社メンバーのお茶目な姿もそれぞれ面白エピソードと共に紹介されたりと、皆の結束が存分に高まった素敵な一夜となりました。

◆個展最終日

6月26日、日曜日。
チョビコさんの個展『chobico’s WORLD -チョビコの世界-』が最終日を迎えておりました。
ちょうど、その日の午前中、「岡山桃太郎伝説体験プログラム」のひとつで、私が講師となっておこなわれた「桃太郎ボールペンぬりぬり絵付け」ワークショップが開催されていたこともあり、チョビコさんの個展期間中に２度も会場に足を運ぶことができました。

お店のオープンは11時からではありましたが、少し早めにワークショップを開催して参加者の皆さんと桃太郎ボールペンの絵付けを行いました。
もしかしたら、チョビコさんもワークショップに参加されるかも！という連絡をうけていたので、ワクワクしながらチョビコさん用のボールペンも準備しておきました。
ネイロ堂。に到着すると、チョビコさんの姿はありません。
「あれ、どちらにいらっしゃるんだろう…」
とユカさんに聞くと、どうやら、その日の朝は、秘密結社の皆さんと大手饅頭アイスを食べてから合流するとのこと。
秘密結社岡山支部の結束が、ものすごい勢いでチョビコさんをもてなしている様子がビンビン伝わってきた出来事でございました。
その後、大手饅頭アイスを堪能したチョビコさんも合流し、「桃太郎ボールペンぬりぬり絵付け」ワークショップが滞りなく終了。素敵な作品が５体並ぶことができました！

ワークショップも終了し、ちょっと落ち着いたので、ネイロ堂。カレーを頂きながらチョビコさんと談笑することもできたり、再度、２階の個展会場にてTシャツ群を鑑賞しては、
「あれ！あの作品はありましたか！？！」
「あったよ。」
「え！！あのTシャツはありましたか！？！」
「あったよ。」
と新たな発見に何度も遭遇することができました。

どうやら、”チョビコの世界”は、最低２度は訪れないと、全貌が把握できないのだと、実感した次第です。

◆まとめ

いかがでしたでしょうか。
わたくしが遭遇した、チョビコさんの個展『chobico’s WORLD -チョビコの世界-』の思い出。
ほとんど、愉快な秘密結社の皆さんとの逸話がほとんどでしたが、チョビコTシャツを身に纏い、ネイロ堂。に颯爽と現れる秘密結社の皆さんの姿は、清々しさと同時に神々しさを感じました。

それぞれのキャラクターに合った素敵な一枚を見に纏う喜び。

愉快な動物たちの絵柄のバリエーションも豊富さと、着る者たちの個性が同時に尊重された素敵なTシャツ作りを、30年ものあいだ続けておられるチョビコさんの制作活動に、改めて感動した次第です。

「今度、いつ、会えるかっ、分からないからっ、キタ！！！！」

と、白梟Tシャツに身に纏って鼻息荒く参上した、画家の石井みつこ嬢の言葉が忘れられません。
同時に、その場にいた秘密結社メンバーが、口々に

「わぁ、いいねえ、その白フクロウ、似合ってるじゃん。」
「わあ、いいねえ、いいねえ。」
「素敵なフクロウねえ。」

と褒め褒め星人と化していた状況も、ここに記しておきたいと思います。

お互いに
褒め褒めしまくる
秘密結社

◆チョビコさんのブログ。「ちょびこちょび日記」には岡山道中もあるよ！

今回、、チョビコさんの神戸〜岡山道中の模様が、チョビコさんのブログにも綴られております。

岡山での滞在は正味4日間ぐらいのはずですが、なんだかとっても濃厚な内容となっております。おそらく、上に紹介したものはごく一部で、これから後半戦の模様などが色々と綴られるのでは…！と期待しております。

岡山道中の前に過ごされた神戸での模様も、必見ですよ！

◆追記　＝その後の花のくちづけ＝

チョビコさんの個展最終日、「花のくちづけ」をお土産に差し上げたら、実は、他の秘密結社メンバーからも「花のくちづけ」を頂いていたそうです。
私が子供の頃は、普通にスーパーの菓子売り場で目にしていたものですが、最近では、１００均のお店でしか見かけなくなったという話題でもりあがっていたせいか、皆さん、１００均で調達し、嬉しげにチョビコさんに「花のくちづけ」を献上していた模様。愛ですね〜。

その後、私が、俳優:町田啓太氏のファンだということをフっと思い出したチョビコさん。ある日郵便受けに入っていたという町田氏が表紙の北海道版の情報誌を、「花の口づけ」の御礼にと、先日送ってくださいました！ありがてえ！！！！