プラスチック新法案

環境省が、使い捨てのスプーンなどの提供を規制する事などを含んだプラスチック新法案をまとめたそうだ。

本日3月9日に閣議決定されたプラスチック新法案では、使い捨てプラスチックを大量に無償提供している事業者に削減の義務を課すなどが組み込まれる。

事業者は有料化を含め、削減に向けた策を講ずる必要がある。

 小泉環境大臣は「レジ袋有料化の発展版だ」とし話している。

ところで、コロナ禍真っ只中にも関わらず、レジ袋有料化が始まりましたが、効果の検証はどうなったのだろうか。

環境と言うと聞こえは良いが、何を目的に進めていくのか議論が足りないと感じる。

海亀の鼻にプラスチックストローが刺さっている映像で一気に脱プラの動きが加速したが、内容の乏しい政策しか実行できていない。

レジ袋は辞退するが、100円ショップでゴミ袋を購入する。など、買い場、貰う場が変わっただけである。更には、流出という面は何も対策されていない。

海亀、海洋プラを無くそうとするのであれば、流出しないには何が必要かを議論する必要がある。

それは回収だ。

ゴミを資源として捉えて、資源を提供頂いた人にはポイントバックを行う。そうすれば、人の行動は変化するだろう。

もしくは、シンガポールのようにポイ捨てに罰金など。

ミクロから始めるのはわかるが、何年計画なのかを示して長期的目標と、短期的目標を示さなければ、国民は納得しないだろう。


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