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利用者の「声なき声」を聴き取るアセスメント

ケアマネジャーとして仕事をしていて、心のハードルにより真のニーズが表出されず支援につながりにくい利用者などのケースを体験したことはありませんか?

ケアマネジャーは仕事として、アセスメントシートを基に利用者本人に聞き取りをしていって、たくさんの情報を得ることができるかもしれません。

でも、利用者本人からしてみたら「この人、なんでこんな無神経にいろんなことを私に聞き取りしてくるんだろうか」という気持ちになるかもしれない。そうなると、もしかしたら信頼を失うという結果になるかもしれません。

心の器というものをイメージするなら、今、その人の器には何が溜まっているのだろうか、器に「安心」という意味の「快」を入れていくのがケアマネジャーの仕事だとしたら、今、その器の中に入っていってるのは「快」だろうか「不快」だろうかというふうに考えていかなければなりません。

「安心」「快」が心の器に入っていってるだろうか?もしかしたら「不快」が入っていったのかもしれない。そういったことを想像しながら本人の表情から読み取っていく。これがケアマネジャーに必要な「洞察」という力です。

利用者から「帰ってくれ。いらん」と門前払いされたとき、「なぜ私の話を聞かないのか!」といった否定的な感情で思考するのではなく、「なぜ私のことを受け入れてくれないのだろうか」と立ち止まって考える思考が大事。

そして、その人の心の器に入っていかない理由や要因は何だろうと考えていく。これがケアマネジャーに求められる「メンタルアセスメント」に踏み込む思考です。

本セミナーでは、そのような利用者の「声なき声」をいかに聴き取り、潜在ニーズの代弁者としていかにアセスメントするかといった、利用者との合意形成に至る前提条件として必要なケアマネジャーの洞察力強化を目指します。

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※本セミナーは、ご自宅などにいながら、お好きな時間に何度でもご視聴いただける約3時間の録画配信セミナーです。

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◆タイトル

利用者の「声なき声」を聴き取るアセスメント

-潜在ニーズを代弁できるケアマネジャーの洞察力強化セミナー!

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◆指導講師

山下勝巳 氏 

株式会社山勝ライブラリ-代表取締役
主任介護支援専門員

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◆配信開始(開講)日

2023年6月23日(金)

※申込の翌々日からご視聴いただけます。
※視聴期間は約2週間です。

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◆受講申込締切

2023年9月15日(金)まで

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◆プログラム

1.利用者の「声なき声」と負の連鎖
―「申請主義」という制度上の問題

2.ケアマネジャーに「アウトリーチ」は必要か?
―AIに「手を差し伸べる」ことはできない

3.ケアマネジャーは潜在ニーズの代弁者
―「自尊心」や「心のハードル」の洞察

4.「ノンバーバルサイン」で対話できますか?
―信頼関係の構築に「声」はいらない?

5.死にゆく人の「声なき声」を聴き取ってみた
―看取り体験から考えたケアマネの役割

6.精神的・社会的自立に向けたマネジメント
―インフォーマルサポートとの連携と協働

7.データから「声なき声」を聴き取れる可能性
―LIFEはケアマネ業務の救世主か?

8.「待ち」から「届ける」ケアマネジメントへ
―「おせっかいケアマネジャー」へ進化しよう

「放っておいてくれ!」「人の世話になりたくない」と言う利用者の真意を汲み取るアセスメント実践

▼約3分間のダイジェスト動画をご覧ください▼

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◆受講料

一般:11,000円 
会員:8,000円
(1名につき・消費税込)

※会員は日総研会員制・専門雑誌の年きめ購読者です。 

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◆受講申込方法

こちらホームページよりお申込みください。
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※お申込みは日総研ホームページからのお申込のみとなります。
(原則お電話でのお申込みは受け付けておりません)


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