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愛しき彷徨人たち2【誰ソ彼ホテルRe:newal】※ネタバレあり

【誰ソ彼ホテル】の話、続きです。
とりあえずあれこれ好きを書き殴りたい、という思いからあれこれ書いてみます。
全力でネタバレしていきますので、未プレイの方や攻略中の方はそっと引き返してくださいませ。
そして、クリア後にぜひここでお会いしましょう!







※※※ ここからネタバレ ※※※









◎支配人


「こちら側」ではない黄昏ホテルの支配人。
最初こそその頭を見て驚いたが、割とすぐに見慣れた。
むしろ表情がはっきりしていて、人間よりも分かりやすいのが可愛い。
人間になりたての妖(あやかし)みたいな印象。

支配人もルリさんと並ぶ「マジョリティ(多数者)」を持つ存在だという話も聞く。
それはある意味「あちら側的マイノリティ(少数者)なのだろうなあ、と思う。
人間っぽく在るけれども、あちら側の存在としてはきっと特殊なんじゃないか。

すごく人間的で、すごく情に厚くて、すごく怠惰で。
人間なんかよりもずっと真っ当に人間を生きている存在。
それなのに「模範的」すぎて、どこか人間離れしているようにも思う。

支配人が支配人である限り、黄昏ホテルは安泰だ。
少なくとも彷徨い辿り着いた人間は、きっと支配人に救われるのではないか。
心優しきお茶目なボス。
きっといつか本物のキャバクラにも行って欲しいw


◎瑪瑙


「こちら側」ではない黄昏ホテルのバーのママ。
頭の角を見なければ絶世の美女。
(というか角は完全にグレーターデーモン的な上位種の…ゲフンゲフン)
穏やかで優しくて完璧なお姉様。
けど言動を見ていると結構な「あちら側」の雰囲気が漂う。
人間の言動や感情は理解してる風だけど、根底にある思想はしっかりきっちり「あちら側」。

本能的な嗜好や性癖はきっと「あちら側」寄りなのだろう。
けど、丸くなった瑪瑙さんも超絶美女ってことだ。
昔の話も聞いてみたいが、いずれそんなシナリオが出てくることを願うばかり。

きっとそんなシナリオが出てきたら…たぶんやっぱりR-18になる気はする。




◎切子


バーの常連客、そしてやっぱり「こちら側」ではない存在。
どこか可愛いのに、その実は地獄から追放された下手人ってことなのかしら。
なんだかんだで音子さんのことを一番楽しんでいたような気がする。
大外さんとの「同胞感」とは違って、音子さんのことは純粋に楽しんでいる。
そこの馴れ合いがで結局はやる気を削がれたのかも知れない。
同胞とも離れていくことで、やっぱり切子さんも「あちら側的マイノリティ」へと進んでいくのか。

望遠鏡効果もあってか、一番地獄に近い存在ではある。
やってることも相応にエグいが、ある意味素直なんだろう。
欲望に忠実、というか。
そういう意味では、そのまま最後まで行くのかと思ったのだが。
良い意味で裏切られた。

客と交流していている切子さんは見たみたい。
まあ、しばらくはトラブルメーカーになりそうな気配だけどw

次回、最終回です。

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