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初心者リトルトゥース、ライブビューイングに行く【オードリーANN東京ドーム】

『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』ラジオ界史上最大規模! その挑戦に、合計16万人が歓喜の番組15周年記念イベント!<イベントレポート>

北海道からもライブビューイングできる幸せ



ライブビューイングへの道

星野源さんを追いかけているうちに、若林さんをお見かけするようになりました。
星野源ANNにゲスト出演されたり、YELLOW MAGAZINEで対談されたり。
そして源さんがオードリーANNにゲスト出演された頃から、少しずつ土曜夜もANNを聴くようになっていました。
星野源ANNとはまた違う、何とも言えない居心地の良さにハマっていきました。
(それ以前も事件があればwピンポイントで聴いたりはしていました)

ライブビューイングには、参加して良いものか相当悩みました。
東京ドームのチケットはエグいほどの激戦区だったと聞き、もしかしてライブビューイングも争奪戦になっているんじゃないか…と。
かなり遠慮する気持ちは強かったです。
まだまだ私如きがリトルトゥースは名乗れないぞ、と。

2月上旬。
ダメモトで確認した道内の映画館には、ほんの少しだけ空席がありました。
何日か空席確認を続けて、どうやら争奪戦という感じではないと確信しました。
ようやく、私もライブビューイングのチケットを手にする勇気が持てました。
全くANNを聴いていない家人の分までチケットを取りました。
(オードリーは芸人の中で一番好きだ、と言っていたので)
翌日は平日で平常運行、ライブビューイングを観たら帰宅は間違いなく午前様。
とりあえず道中で前日のオードリーANNを予習しながら会場へ向かいました。
気合い!入れて!行きます!!w

刻々と迫る開演時間

映画館の中はリトルトゥースで溢れていました。
中にはユニフォームやスタジャンを着こなす猛者も。
結構な田舎だと思っていたけどリトルトゥースは存在しているのか!と驚きました。
なんかちょっと励まされますねえ。

自分自身が初心者すぎて、笑いのタイミングが掴めるか心配でした。
というか最初のオードリーの前説で、会場のノリはなんとも微妙な感じになっていましたからw
コール&レスポンスは苦手な田舎民です。
何人かは声を張り上げていたので、心の中で拍手喝采を送ってました。
その分、拍手と笑い声は我慢せず行きましたw
けどやっばり、開演直前までは不安が大きかったです。

初心者リトルトゥースが観た東京ドーム

そんな不安は、開演と同時に吹き飛びました。
突然始まる映画のパロディ。
主題歌【おともだち】に乗せて流れる、ごく普通のおともだちが繰り広げるオープニングムービー。
(ここで涙が滲んでました。オードリーのお二方だけでなく「誰か」の日常も【おともだち】になるんですねえ)
颯爽と東京ドームを走り抜ける若様、歩くたびにラジオブースでの出で立ちに変化していく春日さん。


お二方が東京ドームの中心、ラジオブースにたどり着く頃。
私の心に不安なんてものは欠片も残っていませんでした。

本当に普通に始まったオープニングトークw
ああ、いつもラジオで聴いてるやつだー!!!
若様と春日さんのトークパートも踏襲されてて、もうここで一気に気持ちが深夜ラジオモードです。

いつものお二方の、全く予測不可能な日常。
どこから飛び出すか分からない怒声と笑い声。
どんな流れになったとしても最後に笑い合うという謎の信頼感。
オードリーの最高に訳か分からなくて、最高に面白い世界がありました。
それが東京ドームをキーステーションに、全国ネットどころか全世界に発信されていく瞬間でした。

初チップに沸いたUber Eats。
チェ・ひろしで突然始まる春日家の内情問題。
からのフワちゃん参戦・味玉デスマッチ。
(全日とか新日とかプロレス見ていた勢ですが本気でプロレスでした。フワちゃん最高にカッコいい!!!)
本当に聴きたかったMC.wakaがまさかのDJ。
「せいぜい動画参戦かな」と思っていた星野源がまさかの登場。
(源さんが徹底して「ゲスト」でいたのが最高にカッコ良かった!!!)
LIGHT HOUSE再び。
チーム付け焼き刃に押されてのラジオブーストロッコ練り歩き。
そして、贅沢な長尺でのオードリー漫才!

あっという間に終演でした。
念のためにと持ち込んでいた水分補給用ドリンクは、ほぼそのまま手つかずで残っていましたw
笑って驚いて笑って感動して、とにかく終始幸せな時間でした。
幕間すらも笑わせてくるのホント卑怯www
映画館の照明が灯り退場時間になっても、心地良い余韻でしばらく動けませんでした。

なんていうか。
オードリーのお二方って、本当に最高の【おともだち】なんだなあと思いました。
気を遣わず、でもどこか一線はしっかり守りつつ、お互いを尊重しつつ、全力で面白がる。
言葉にすると薄っぺらいけど、相手への信頼感は世界一、いや宇宙一な気がします。
いや、ちょっと心配はしてたんです。
チェ・ひろしのコーナーで春日さんの愛車が全力投球されているのを見て心配だったんです。
けど、エンディングムービーで準備された愛車を前に笑う春日さんを見てメチャクチャ安心しました。
なんか、こういうところでネタバラシを見せてくれるのは本当に嬉しい。

序盤で「昨日のANN聴いてない奴いるのか」みたいな話になった時、ちょっとビクッとしたんです。
辛うじて昨日のANNは聴いてきたけど、明らかに「にわか」に近い自分に負い目がありましから。
けど、若様は一言「そんな人もいるんじゃないかな、これだけの人がいるんだから」と話していたんです。
まさか「聴いてない」ことを肯定されるなんて思っていなくて、ちょっとここでも泣きそうになりましたw
そして最後には会場にいる人(もちろん、ライブビューイングも配信も含めた)を「リトルトゥース」と言ってくれました。

「にわか」とか負い目を感じなくて良かったんだ。
オードリーを好きだから、ANNを楽しんだから。
それはもう、立派な「リトルトゥース」ってことで良いんだ。

それがストンと心に落ちて、涙腺崩壊ですw
ライブビューイングに来て良かった。
メチャクチャ楽しくて良かった。



オードリーが好きで、本当に良かった。


興味は薄かったであろう家人は、帰り道で「来週のオードリーANNも聴きたい」と言っていました。
いや、もしかしたら東京ドームに何も触れずに2時間終わるかも知れないよ?とは言いましたw
けど、それならまた面白いよねと家人は笑ってました。


ありがとう、オードリー。
ありがとう、チーム付け焼き刃。
私は今日もラバーバンドを眺めながら、東京ドームを思い出してニヤニヤしています。
次までトゥースでいる予定です。


そして、これからは毎週土曜深夜も楽しむことになりそうです。



今見てもニヤニヤしてしまう

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