マイナンバーとマイナンバーカードの違いについて

よく「マイナンバーカード」のことを「マイナンバー」と言う方がいますが、全然別物なんやでっていうことを書いていきたいなと思います。

マイナンバーとは、日本の全住民へ付番された個人を識別するための番号のこと

マイナンバーとは正式には「個人番号」といい、行政を効率化し国民の利便性を高めることを目的として開始された制度です。
マイナンバーは2015年10月5日時点で日本に住民票がある全住民に既に付番されており、以降新たに住民登録をした人に順次付番されます。
社会保障制度や災害対策など、法令・条例で定められた事務手続にて使用されます。
自分のマイナンバーは、後述する「マイナンバーカード」にて確認できる他、「マイナンバー記載の住民票の写し」・自治体より送付された「通知カード」にて確認することができます。

マイナンバーカードとは、マイナンバーが記載された本人確認書類のこと

マイナンバーカードは、市区町村長が発行する「マイナンバー」が記載された顔写真付きの本人確認書類です。
本人確認用の身分証明書として利用できる他、自治体サービス・電子証明書を利用した電子申請にも使用することができます。
本人確認時には表面を、「マイナンバー」を使用する際には裏面を使用します。
本人確認に裏面を使用することは無く、事業者側もそれを求めることはできません。
ちなみに有効期限は発行時に未成年の場合は発行日から5回目の誕生日、成人の場合は発行日から10回目の誕生日です。

まとめ

「マイナンバー」は行政効率化のために全国民に番号を付番する制度、「マイナンバーカード」は「マイナンバー」が記載されている顔写真付き身分証明書と覚えましょう。

「マイナンバー」と「マイナンバーカード」は混同しがちですが、大きな別物ですので間違えないように注意しましょう。

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