日本は普通の国になってはいけないというサヨクの主張


これは無理な要求である。

日本が「普通の国」だったら自主独立で敵基地攻撃能力を持ち、自主防衛できる国として、きちんと隣国の人権侵害を非難したり、制裁を実行すればいいと思うよ。

けれども、日本はもともと普通の国ではないのである。平和主義を基本として、軍隊を持たずに日米安保で米軍に守ってもらっている国が日本である。

そりゃサヨクは日米安保すらいらない、丸裸で非武装中立で何が悪い!と叫びそうだけれども、それは狂気である。

鉄砲を持っている人に丸腰で「やーい弱虫、ガッツがあるならこの俺の心臓にその鉄砲の弾を打ち込んでみろ。できないなら大人しく俺の言うことを聞け。」なんていうのが勇気だと思っている人たちは実際に鉄砲の弾を心臓に向かって撃ち込まれても文句を言う権利はないであろう。

まあ、実際のサヨク様は当然そういう狂気を発現させはせずに、むしろ、日本国民に「お前ら平和主義のために命を捨てる勇気はない弱虫め!敵が攻めてきたらどんどん撃ち殺されて平和主義を示せ!オレ達はさっさと無条件降伏するからな!」というわけである。

卑怯者という気はするが、後者の方が狂気の度合いは少ない。むしろ、そういう煽りに乗って日本国民が「我々は平和主義のためにむしろ進んで殺されよう」なんて言い出すと、それはちょっとどころではなくおかしいと言ってもいいと思う。

つまり、今の日本国民はサヨク達の叫ぶ「平和主義」に負けて「いいじゃないか、卑怯者でも。日本国がさっさと無条件降伏して植民地になったとしても命さえあれば良い」と言っているわけである。だからこそ対中国で人権侵害や不法な占拠を非難せずにただ見守るだけなのが日本の正義ということである。

サヨクの人は「日本は中共を批判するような普通の国になってはいけない。」というわけである。彼らの「長いものに巻かれろ」はそういうことである。

向こう様はやる気満々である。さあみんなで無条件降伏して平和主義の真髄を世界に示しましょう。

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