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12、1月の野鳥観察記録の報告!日南町多里にはこんな鳥がいます!

こんにちは!
最近はもち麦をスープやご飯によく入れている田なかです!

今日は日南町の多里地域で週に1度のペースで行っている『野鳥定点観測』で見つけた鳥達について紹介します!

この定点観測は多里で暮らす鳥達のことを地域の方々を中心とした沢山の方々に興味を持っていただくため、そして観察で得た記録を後世に残していくために行っています!

今回は一気に寒さが増して雪が降り始めた12,1月の間に観察した鳥達を紹介します。

まず紹介するのは私が愛してやまない鳥・『カワガラス』です!

丸いフォルムが愛らしすぎる!!!

カワガラスは町内では10月頃から梅雨入り前くらいまで見られる鳥なのですが、個人的に一番観察しやすいのは繁殖期前のこの時期だなと感じております。

縄張りをつくる鳥なので川の近くにある観察ポイントに行くとほぼ毎回同じ個体のカワガラスを観察することができます!

大体いつも同じ時間に同じ場所で餌を探しているカワガラスです!

丸っこい体が可愛くてついつい近づいで見てみたくなるのですが中々警戒心が強く、気が付かれると『ビィイ!!!ビィイ!!!』と鳴きながら飛んで行ってしまいます。

動きも可愛らしい鳥なので、川のそばを歩く際は是非見つけてみてください。

次に紹介するのは『ツグミ』です!

林道の木の上で遠くを見ているツグミを発見!

ツグミはハトよりも一回り小さいサイズの冬鳥で、この時期は山や田んぼの周りでよく見かけることができます。

動き方が特徴的で、地面をぴょんぴょんと跳ねるように動いて落ち葉の下や土の中の虫を食べます。

民家や建物の近くで見ることも多く、昨年度は日南町の文化センターの入り口付近に集められた落ち葉の山を物色しているツグミも見つけたりしました。

ガサガサと大きな音を立てて探しています!
この子は色味が強いので『ハチジョウツグミ』という
すこし珍しい別の種類のツグミかもしれません!

そして、最後に紹介するのは『ヒレンジャク』と『キレンジャク』です!

林道の木の上からささやくような声が!
もしかして!と見上げた先に発見!

写真は遠くて判別できないと思うのですが、尾羽の先の色が黄色いのが『キレンジャク』、赤色が『ヒレンジャク』という鳥で、この2種類の鳥達は一緒に集まって群れをつくっていることが多いです。

こちらの画像はキレンジャクです!尾の先がよく見ると黄色です!

トサカのような立派な冠羽を持ち見た目が派手!
珍しい渡り鳥なので、見かけた際は是非是非しっかり観察してみてください!

ぱっと見そっくりですが、よく見るとかなり違うレンジャクたちです!

12月1月は雪が降る日も多く、雪道に車を走らせ観測地点に向かった日もありました。
冬の凍てつくような寒い環境下で元気に餌を探す鳥達の逞しい姿を沢山見ることができ、私もこの冬を乗り越えねば!と元気をもらうことができました。

2月3月もまだまだ雪がしっかり残る時期なので安全第一で雪の様子を見つつ、ぼちぼち観測を続けていきます!

ここまで読んでくださってありがとうございました!
それではまた、次の投稿で!

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