九葉BD2021

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本日9月9日は「狼の城」天城九葉の誕生日です。
九葉、お誕生日おめでとう!

九葉は今とても乗っている(筆が)。
書きたい話がたくさんあって、そのどれもが九葉しか書けない話なので楽しいです。

九葉は本編を読む前と読んだ後に、一番印象が変わるキャラじゃないかと個人的に思っている。
だって「揺蕩う夜に誘われて」当時の九葉は、今思えばとてもピュアピュアボーイですし。

こちらは、まだ交際前に温泉に一泊した時に、それぞれの彼と一夜のハプニングがあったら…という設定の短編集です(宣伝)

人間には善悪や夢現の「一線」があるとよく言われますが、人によってその線が理性より近くにあるか遠くにあるか分かれてますよね。
九葉の場合、とても理性に近いところに線があるのではないだろうか。だから本人はまともな判断のつもりでも、軽々に一線を超えてしまう。
計算ではなく無自覚なのは、その線もきっと人より薄くて抵抗の無いものだから。そんなところが、サイコパスな性格に起因しているのではと思っています。

現在発売中の「BIRTHDAY」の話も少しすると、(宣伝)

この時、ようやく九葉は線が理性に近いことに気付いたのではないだろうか。でもそれを「悪いこと」とは思っていないのがまた九葉らしい。
「俺は欠陥人間なのかな」というセリフも、言葉の響きほど悲愴めいてない。「欠陥人間だとして…、だったら何なの?」とでも言いたそうな太々しさを感じる。

「こんな自分は治さなきゃいけない」という生真面目さと「治してどうなるの」と開き直る図太さ、その両方を兼ね揃えてるのが九葉。アンバランスなところがたまらなく美しいキャラクターで、彼がいてこその「狼の城」だと思います。

九葉のキャラデザインにもそれがすごく表れている。そんな九葉のアクリルキーホルダーはまだありますよ^^(宣伝)(残数1!)

宣伝多くてすみません。
一人でもこの世界をわかって、一緒に楽しんでくれる人を探すことが人生の喜びなもので。

九葉の新刊、なるべく早く出せるように頑張ります!

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