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三行詩 四

導き

果てた星々から光のように
今も尚響く天才たちからの導きがある
姿なき星座が生まれ続けている

絶叫

触れず触らずに及ぼす力として
絶叫は孤独であるか
それとも

鳴り響く原色の金属の音を
眼を閉じて見よ
消えゆく者の声こそ消えぬ声

観ること聞くことで突破する今に
遠く果てしなく鐘が鳴る
時が進むとき消えた何かを弔うために

超越

この空が秋であると
咲乱れる秋桜のやわらかな濃い色は
いつまでも記憶のメタである