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昨日の続き。話は変わるけど音楽は好きか?10/05日記。

(20年以上前の)ダウンタウンの音楽番組で「音楽なんかきらいだ」と言っていたトータス松本さん。BGMに。


「昨日の続きをやるぜ?」

昨日珍しく腹が減って炊きすぎたごはんの余りを無理矢理口に放り込みがらスマホ開いたら声が聴こえて来たので仕方なく付き合う。

「お前の母親がお前に水泳とピアノを習わせた理由知ってる?」
「ああ、教員採用試験で自分が苦労したからだってな笑」
「夢ハラスメントって言葉があるな?」
「おお『敗北のスポーツ学』で見たやつな」
「自分の子どもをアイドルにしようとしたりJリーガーにしようとしたり」
「サッカーのつよい大学に行ったんだってね次はいよいよJリーガーだね、プロ入りおめでとうレギュラーとってね、海外行くんだって?活躍してね、日本代表入ってね、入ったならしっかり点とってね、、、いけばいくほど、ハラスメントをする親が増える」
「まあ今のお前には関係ない領域だけどw」
「うっせーわw」
「で、お前の親がお前に託した夢ハラが」
「公務員wwwwwww」
「令和の子どもの夢かよw」
「ウケるよね」
「母親は塾を開いてお前に英才教育するかたわら、自ら水泳少年団の講師にまでなった」
「く…狂ってるwww」
「ピアノは学生時代の友だちが教室開いてるから、そこに通わせればよい」
「ああ、ワイと同い年の子がいたから幼馴染みになったね(男です)」
「そこの旦那も音楽教師でな」
「そうそう、音楽ゼミ同士結婚したんだろね、今思うと微笑ましいね」
「一方お前の親父は?」
「教育心理ゼミ、音楽は副専攻」
「お前とおなじ」

「「音楽にわか」」

「吹奏楽コンクールの成績も幼馴染みの父親の学校の方が上だったよな」
「親父も言ってたな『好きを仕事にするな』なんだかんだコンプレックスだったろな」
「お前と幼馴染みは同じ学校で偶然にも同じ楽器吹いたけど、やっぱり幼馴染みの方が上手かったよなw途中で(富良野より都会の)旭川に転校してってなんかさらに高みにいっちゃった感もあったしw」
「そんなこんな親父『好きを仕事にするな』『社会科教師になっとけば良かった』って」
「………………仏教ヲタ、国宝マニアですぐ京都行く親父……………」

「「それもしかして『ほんとうに好きなもの』では?」」

「お前さ、吹奏楽好きだったよな」
「うん」
「どこが?」
「大人数で一枚岩!には成れず、ぶつかったり泣いたり喚いたりしながらも、なにか1つのことに向かって…」
「そう、そこだろ?」
「うん?」
「べつに音楽が好きなわけちゃうやろ?」
「たしかに………練習きらいだし……w」
「音楽はただのツールなんちゃう?」
「そだな……夜な夜な先輩んち集まってビール飲みながら、あぁでもないこうでもないと話し合ったりドライブしたりが楽しかったな」
「お前いま、橋の下で一人でやってるだろ?楽しい?」
「…楽しいよ」
「ほんまかぁ?」


親父もそうだったよな。
音楽の知識とか技術なんかなんも教えない
とにかく校歌を大声で歌えとしか言ってなかったな〜

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