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ニワカ式note リベラルは窓から投げ捨てよ!

優しいネトウヨのための嬉遊曲。 おもしろくてためになる。よむといいことがある。
ちょっと新しい切り口でSNSでもりあがった話題を取り上げます。月に1~2本の本格的な論考、2本以上… もっと詳しく
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2022年2月の記事一覧

読み放題対象「多様性が多様性をリンチして殺した時」

多様性が多様性を殺す「多様性」を尊重すればするほど「配慮」といいながら強制され、従わされる対象がどんどん拡大していく。 そして、エントロピーが増大するように、表現の自由の抑圧度が増大していく。 もはや「多様性」という言葉は、

【ニワカ放談】本当のプロパガンダは、プロパガンダの顔をしていない~ロシアの望むセカイ~

ロシアがウクライナへ侵攻中である。大義なき戦争だけにレッテル貼りが横行する。 ロシアがウクライナにむかって、「ナチスだ!お前ナチスな!ネオナチ政権!」といえば、ウクライナ側も呆れて「お前のやってることこそナチスそのものじゃないか」と応酬している。なんだか「ナチス」だけは最大級の侮辱の共通コードとして敵も味方も世界中が「わかりあえてしまっている」わけで、とても皮肉な感じがする。 戦争の侵攻以前からロシアは、数年かけてウクライナの露骨なネガキャンしていた。曰く、「ウクライナは

【ニワカ式】サイゼリヤ聖杯戦争

この素晴らしいツイッターをやっていると、私がいつもいいたくなる言葉がある。 「貴方と関係ない人が貴方と関わりないところで悦んでいるのが、どうして貴方を不愉快にさせるのか教えて頂けますか?」 それが今回のメインテーマだ。 まさに、「サイゼリヤデート」などでネットで定期的に燃え続けるサイゼリヤ(くちなし)の花言葉が「私はとても幸せ」なのが、象徴的な感じがする。難癖をつけることによって、「自己の惨めな生き方」の正当化をしようとする「彼女」たちにとって最高に皮肉なブランド名では

【ニワカ放談】透明な結晶

~10分で迷著? 石原慎太郎『完全な遊戯』~前回こんなノートを書いた。 その中で、「精神病院から抜け出てきたとおぼしき女の子を輪姦して殺す小説」「胸糞小説」とかいったのだが、どんな小説なのだろうか。 「どんな小説なんですか?怖くて読めないので教えて下さい!」と質問があった。 この小説は、当時から反道徳的だとして反発をまねいた。「もういいかげんにしたまえ」「感覚の鈍磨」ともいわれた。石原慎太郎は、有名な文芸誌の編集長からも「こんなものは文学ではない」と嫌われたりもしたそう

【ニワカ放談】価値紊乱の人~石原慎太郎のプロトコル~

石原慎太郎の訃報が流れると、彼を政治的に嫌う有名無名のアカウントたちが、「彼は差別主義者だった!大罪人だ!」「寂しい最後をとげたらしいぞ。まったく彼の人生にふさわしい」などと言い出して話題になった。 (引用元→https://twitter.com/gonoi/status/1488487157404618753 削除済 →その顛末) なるほどイデオロギーというのは、社会性をかなぐりすてて、自然な人間感情の発露にも役立つようだ。「嫌いなやつが死んで嬉しい。ざまあみろ」とい