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技術顧問的なお仕事

ここ数ヶ月、「技術顧問」的なお仕事をぼちぼちとさせて頂いてます。技術顧問という言葉には馴染みが無いかもしれませんが、平たく言えば「技術が関わる事全般に対する相談役」みたいな感じです。

一般的に技術顧問というと、仕事内容のイメージが湧きにくいみたいです。自分は現状以下の様な感じでお仕事しています。

技術相談・調査

一番技術顧問っぽい仕事、かもしれません。相談内容や調査内容は割と多岐に渡ります。超古いフレームワークからバージョンアップに関する調査などから、特定のサービスに使えそうな技術候補の調査、現状のプロダクトコードの構造に関する相談、などなど。
対応方法はSlackでのリモート対応が多いですが、ソースが持ち出せない場合は現場に行ったりもします。

案件相談・目利き

この案件(予算込みで)受けても大丈夫かという目利き的な相談や、この案件はどうやって進めたらいいのか、体制的やリソース的な相談、見積のお手伝いなどなど。対象案件の業務内容に踏み込んでいる場合もたまにあります。
こちらも現状はSlackで受ける場合が多いですが、継続案件などの場合は現場に出向いていったりもします。

教育

お付き合いのあるお客様から頼まれて実施。主に新人〜3年目ぐらいまでを対象に、開発の基礎的な考え方や手法などを教えています。知っておくと楽な考え方や手法を案外知らない事も多かったりするので、老人の知恵ではないですがこういったものをチマチマと伝授したりしていますが、割と好評です。あとは簡単なプロダクトを題材にプログラミング講座とか。

おわりに

現状は上記のような感じで仕事をさせて頂いてます。これが「技術コンサル」になると、特定の案件にもっとコミットした形での仕事になります、他にもチームビルディングやコミュニケーション改善、開発文化の相談やお手伝いなんかもやっていますが、自分の中でそれはまた別の分類(技術コミュニケーション改善)の仕事として認識しています。

上記の中で個人的に一番楽しいのは教育です。教えている内容は良書を読めば書いてある事ばかりですが、そもそも周りにそういった系に興味がある人がいないとそういう本に巡り会わないのと、本は読んでいても実体験がなかなか伴えなく実感が沸かないらしく、そこを実体験(こういう時に役立った、役に立てる)を踏まえて話をすると、結構食いついてきてくれますし、自分個人としても教える過程で教材を作るので、知識の整理と良い復習になります。

とこんな感じで、少しでも開発者が幸せになるように、長らく世話になってきているこの業界に恩返し出来ればなと思いながら、ぼちぼちとやっております。

ところで

お仕事のご相談があれば承ります。一応宣伝(笑)。

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