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【本の紹介】Ruby on Rails7ポケットリファレンス

この度WINGSプロジェクト様より「Ruby on Rails7ポケットリファレンス」を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。

前提

筆者は職業プログラマーであり、Web系の開発全般について、そこそこの経験は有り、かつRuby on Railsの開発経験もあり、という立場からのレビューとなります。

良かった点

・Windows/Macのそれぞれにおいて、RubyとRailsの導入について説明がある。
・Railsにおける開発の基礎的操作やコマンドについて「基本」という扱いで章が割かれて、初めてRailsを扱う人でも開発に入るのに必要な手順が分かる。
・Rails開発の基本となるMVCそれぞれの独立の章としてそれぞれの開発トピックを扱っているに加えて、テストやコンポーネントなどもきちんと独立した章で扱われている。
・付録で本番環境を想定したデプロイについても取り上げられている。
・全体的に簡潔なサンプルコードが例示されており、分かりやすい。

惜しかった点

・フロントエンド開発について、もう少しトピックとボリュームが欲しかった。
・簡単なサンプルアプリで良いので、開発全般の流れが分かるようなトピックが基本の部分にあれば完璧だった。

まとめ

本書があればRails7における開発中の「あれはどうやるんだっけ?」という大抵の疑問は解決するだろうし、ざっと目を通しておいて「これはこうやれば出来る」という知識を蓄えるのには最適の一冊だと思う。
RubyそのものやRailsアプリ開発については別途通しで説明されている書籍が必要だと思うが、開発中に横に置いておいて損は無い一冊に仕上がっていると感じた。
※本書は絶対紙で買うべき本だと思う。


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