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今を楽しむこと

最近、満たされている。
少し前までいつも抱えていた罪悪感や劣等感が減り、心が穏やかだ。

毎朝起きて顔を洗い、コーヒー牛乳を飲み、歩いて大学に行き、まずはnoteを書いてから作業に移る。
気が済むまで文献を読んだり書いたりしたら家に帰り、簡単な夕食を作って食べ、シャワーを浴び、アロマディフューザーを付けてマッサージオイルで足を適当にごりごり揉んで寝る。

ただそれだけの毎日だ。
ルーティーンばかりで単調と言えばそうかもしれないが、私はここ数年でいちばんと言っていいほどに穏やかに過ごせている。

穏やかというのは、不安になったり、いらいらしたりすることが減ったという意味だ。

作業している内に「今日の調子だとこれくらいできるかな」と目途が立ち、大体それくらいでぴたりと時間もエネルギーも切れる。
そうしたら「続きは明日にしよう」と明日に意識が向く。

前はもっと、「これくらいやらなきゃ」と決めた分がきちんと終わらないと、いらいらして、不安になった。
今日に満足できずに帰ってからも引きずっていた。

不思議な感覚だ。

言っておくが、修士論文がもう余裕で書き終わったというわけではない。
まだまだやることは残っているし、わからないこともある。

そういう不安要素も、「ま、やってみればなんとかなるでしょ」と思えている。
そう考えようと心掛けているわけではなくて、自然に、心の内からそんな想いが漲っている。

やりたいこと、やるべきことが重なっていて、しかもそれに使える時間や気力がきちんと確保できていると、心が穏やかになるらしい。

不確定な未来に対しても、「きっとその時に対応できる」と落ち着いていられること。
先のことばかり考えすぎずに、目の前の作業に取り組むこと。
正解のない問いに対して、責任をもって自分の言葉で表現すること。

どれもこれからの私に必要で、少しずつ身につきつつあるもの。

そんな力の源になるものを、「自信」とか「信念」と呼ぶのかもしれない。

土日はアルバイトをしていて、明日からはまた日常に戻る。
単調な日常を今、私は楽しんでいる。

最後までお読みいただきありがとうございます。 これからもたくさん書いていきますので、また会えますように。