見出し画像

ART memo. 2022-vol,5

LAR / Fernando ROMERO
『Wrapping』
金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館の野外常設作品
『ラッピング』
というパビリオン。

Wrapping

pavilion(パビリオン)
① (展示会、見本市、博覧会などでの)
展示用の仮設の建物。
② 貴族の庭などに作られる四阿(あずまや)。 
③ 古典主義建築で、
左右の端部に突き出した翼廊部。
四阿:屋根を四方にふきおろし、
壁がなく柱だけの小屋。
庭園などに休憩所として設ける。
亭(ちん)。

との解釈があります。
仮設といっても
博覧会などの終了後に取り壊されることも多いが、
会期後も利用され続けたり、
建築物として高く評価されて
保存・再建が行われる場合もある。

                                                              Photo.Tao
出入り口が小さいんです。
子供用に設計されている様子が伺えます。

見つけたら取り敢えず
体験せずには居られない私は
入るよね✨笑
見た目より出入り口が小さい!
コレは子供用だと解る。
遊具的な作品なんだと解釈。

                                                              Photo.Tao
中心部分は大人でも余裕の高さと空間。

雨風は凌げないけど
守られている感じが
外でありながら内側という感覚。
サイズ感も大人にとって丁度いいのか
ホッとできる空間💗

このサイズの空間の「何か」が
もっと沢山見たいし欲しいという
衝動に駆られました。笑
ほら、スケルトンのすき屋(茶室)とか。
とっても贅沢だけど
『離れ』の様な
一家に一個欲しいじゃないですか✨
パビリオン=テントと言われる
事の意味が深く納得。

内部からはこんな感じ。
ちょっと蜘蛛になった気分。笑

✣ 作品概要 ✣

美術館の周囲の芝生の上に、子どもが内部に入って遊ぶこともできるように設置されたパビリオン。風船の内部から外部に向かって6つの突起が様々な方向へと押し出されたかのような複雑なかたちをしています。そのうち3つの突起の先端が地面と接し、全体を支えながら入り口として機能しています。パイプとメッシュを用いて透過性を持たせることで、ボリュームの大きさを感じさせない、軽やかな印象を与えます。

21st Century Museum of Contemporary Art. Kanazawa

✣ LAR / Fernando ROMERO ✣
LAR/ フェルナンド・ロメロ

Fernando ROMERO

1971 年メキシコ・シティ(メキシコ) 生まれ、同地在住。
1995年にイベロアメリカーナ大学を卒業。
1996年にジャン・ヌーヴェル、1997~2000年にはレム・コールハースの事務所で働いていた。
1999年にはOMAのプロジェクト・リーダーとしてポルトガルのカーサ・ダ・ムジカの勝利案を設計した。(2005年に完成。この建築は現代建築のイコンの1つと考えられる)
2000 年にメキシコ・シティを拠点とする自身の事務所LCM(Laboratorio de la Ciudad de Mexico)を、後にロサンジェルスを拠点とする建築事務所LAR(Laboratory of Architecture)を設立。
既存の論理を再考し、形及び空間の探求と創造、素材の用途開発、建築手段の応用など、建築の実践において新たな方向性を目指し、複合施設、文化施設、商業や住宅プロジェクトなど幅広く設計している。
彼は建築の実践の中の新しい傾向を、新奇な空間を生みだすこと、未知の外形を探求すること、新素材の用途を開発することや一般論を再考することと同様に、最新の建築手段を応用することなどにより追求し続けている。
事務所は招待または公開参加による国際設計競技に頻繁に参戦している。

メキシコの実業家、デザインキュレーター、建築家。
彼はfr·eeArchivo Diseño y Arquitecturaの創設者です。
彼はメキシコの億万長者、カルロス・スリムの娘婿です。。
容姿・Fashionからも伺えますね。

Fernando ROMERO

建築家と言われて納得。
構築的なデザインはまさに。
ファーストインプレッションで連想されたものも建築だったし✨
建築家も美術館作品に通ずるのは考えてなかったので発見👀

私自身もインテリア・建築を学んだ事があったので
知識量と歴史・更新される学問…
携わる人や公共的な許可等とんでもなく広く多い。
構造設計って人間のあらゆる事を考えられていて
凄い世界だと憧れずにはいられない。

個人的にランドスケープが好きな私としては
フェルナンドがもしストリートファニチャーを
設計したらどんなものが出来るんだろう✨
等想像してしまいます♪

作品紹介

✣ Museo Soumaya ✣
メキシコの相馬屋博物館

メキシコシティのヌエボポランコにあるソウマヤ博物館は、2010年にロメロの指示の下で設計されました。面積は22,000平方メートルで、15世紀から20世紀までのさまざまなコレクションから約70,000のオブジェクトを展示しています。外側のファサードは1万6000の六角形のタイルで構成されており、立っている角度に応じて異なる効果を生み出します。内部構造は、それぞれが特定のテーマを持つ6階建てのランプで構成されています。[9] 2015年10月、訪問者数は500万人に達し[10]世界で最も訪問された私立博物館でした。

Wikipedia
Project: Museo Soumaya 
Location: Mexico City, Mexico 
Client/Owner: Fundación Carlos Slim
Museo Soumaya
Museo Soumaya
Museo Soumaya
Museo Soumaya
Museo Soumaya
Museo Soumaya
Museo Soumaya
Museo Soumaya
Museo Soumaya
Fernando ROMERO


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?