コチラの音楽を聴きながらお楽しみください✨
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村上 友晴
『無題』
豊田市美術館
今回は豊田市美術館に行って参りました。
現在開催されている
『サンセット/サンライズ』
章立ては、
第1章「マジックアワー」
第2章「眠り/目覚め」
第3章「死/生」
第4章「見えない/見える」
第5章「黒/白」
第6章「終わり/始まり」
の6章。
美術館Collectionの
第5章『黒/白』(Black/White)
に展示されていた作品の一つです。
私好みの章になっていて
ほぼ正方形の空間でしたが
この空間心地が良い💗
ワクワクしました💗
気がつけば行ったり来たりしながら作品を観ていきました✨
注意:他の来場者様の邪魔にならない様に注意しましょう。
※『サンセット/サンライズ』展示コンセプトは
前回のblogに掲載しておりますので気になる方はご覧ください。
第5章『黒/白』(Black/White)
最初にこちらの作品。
とてもシンプルな……漆黒。
もう少し近づいてみましょう。
少しづつ浮かび上がってきました。
マテリアル。
まだ分かりにくいかもしれません。
もっと光を取り込んでみましょう。
油絵の具で素材感が表現されています。
凹凸のあるこの作品の解説が
豊田市美術館のHPに掲載されていたので
添付いたします。
純粋な唯の黒でもそこに素材表現があることで
光の影響を受けていろんな表情を露わにしてくれます。
色を排除したこのシンプルな作品に
あなたは何を観ますか?
現代作家紹介
✣ 村上 友晴✣
Tomoharu Murakami
※本人画像が見当たリませんでした。
作品紹介
村上の作品に終始一貫しているのは、
筆を使わず、ペインティングナイフで
注意深く密やかに絵具を置きながら画面を作り上げていく姿勢。
この手法は60年代から現在まで続きますが、
90年代からは白い紙に
ニードルや鉛筆で削る、消すなどの
デリケートな痕跡を残した新しい表現を展開しています。
HP紹介
art scape
村上友晴氏の描く精神世界
琴線に触れた作品・お好みの作品はありましたか?
私個人的には4の『十字架の道』にも
とても惹かれました✨
村上氏の作品に共感するところは
色を極力使っていない部分。
白ベースに白で立体的に描くという
描くを超えたマテリアルに昇華しているところ。
2次元では収まらない3次元の体験を描こうとする姿勢。
究極にシンプルな見るという行為に必要とされる
白と黒=光と影
に絞った作品作り。
私自身ファッションに携わってきた中で
色を使わず形や機能・素材に注力した物作りが
とても深く浸透している事に通づるので
なんだかテンションが上がってしまいます✨
色は華やかで感覚に訴え惑わされることがあるけれど
素材や形は嘘がつけない。
思考を伴います。
とてもストイックで誠実な職人の世界。
そこへの憧れと感銘を見出す面白さを
これからも観ていきたいし
関わっていきたいものです🌱✨
最後までご観覧ありがとうございました。
お付き合い感謝いたします✨
何か反応がございますと励みになります🌱