ヴァイオリンや声楽の伴奏を頼まれると
もれなく、レッスン同行、という場面がやってきます。

つまり、他の先生のレッスンが覗けるわけです。

私はこの、お金をいただいて勉強できる、という場面が大好物。

ピアノを指導するにしても、他の先生がどう指導されているかは
なかなか見学する機会がありません。

でも！

レッスン同行し放題、ということは、
他の先生の指導が見放題。

私がこれまで、レッスンを垣間見た先生方は数十人、もしかしたら１００人超えているのではないでしょうか。

目指す音楽が同じでも、
指導は人によって本当にカラーやアプローチの仕方が、面白いほど違います。

ピアノの先生でなくても、音楽的には同じことなので
あぁ、そんな言い回しがあったか！
そのアプローチがあったのね、と、
その手があったか！と膝を打つことばかり。

生徒さんのタイプによっても使い分けられたりして、
今後のピアノの指導にも、ものすごくヒントになるわけです。
ピアノ目線だけではない、オーケストラ、室内楽目線でもアプローチできるので、
曲の理解の幅も広がります。

というわけで、ピアノ指導にも大変おトクな、レッスン同行体験なのでした。