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Officeマクロが無効化されたときの応急処置について

今月に入り、結構問い合わせが来ているお話。

マクロが無効化される?

どうやらOfficeの定期アップデートで自作(PCローカルで作成したもの)以外のマクロが原則無効化されるようになっているようです。Emotetとかもあったし…まぁ時代の流れ的に仕方ないね。

マクロを有効にするか確認どころか、原則は無効にする形となってますね。

ちなみにマクロ付きExcel等を起動するとこんな感じ。

前までの有効にするではなく問答無用ですね…。

とはいえまだまだ利用するよね…

とはいえ、まだまだ中小企業では秘伝のVBAExcelやらAccessやらがあるのは事実ですし、フルオープンにマクロを有効にするのは論外だし…でもユーザはマクロが使えないって大騒ぎするし、Officeの更新バージョン下げる?いつまでそれで凌げるの…?等々悩みが尽きないわけですよ…。

とりあえずの応急処理

とりあえず、応急処理のひとつとしてファイルそのもののマクロを有効にする手段があるようです。

ファイルのプロパティから…

セキュリティの項目で「許可する」を選択

こちらを許可にすることで

以前と同様の表示に戻りました。

最後に

根本的に指定条件のマクロ付きファイルを許可する設定もあるようですが、ちょっと検証中ですのでこれについては次回にでも。
本来であればVBAマクロ無しで社内運用できればいいのでしょうが…基幹の補助システムに組み込まれていたり、そもそもシステムから自動生成されたり(へーしゃもですが)簡単にマクロ撲滅とはいかないケースも多いと思います。
今回の記事が、是非そんな方の参考になれば幸いです。


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