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現在 仲秋 白露(はくろ) 七十二侯は 鶺鴒鳴(せきれいなく)

現在 仲秋 白露(はくろ)  
七十二侯は 鶺鴒鳴(せきれいなく)

ああ、書いてて美しい日本語だな

休みの日はどこかに出かけることもなく
掃除をして
出店の八百屋で買った旬の野菜で
常備菜を作る

丁寧な暮らしを心がけてる とか
高尚なことではなく
知人も少なく外出もしないから
要は暇なのである

暇ゆえにいろいろ考えたり思ったりする
暇ってアイディアの源泉だよね

次の旬ものはなんだろう
季節的に何が出てくるのかな
気候で心や体が揺らぐ

ずっと興味はあったけれど
手を伸ばさなかったものに
手が伸びるのは
やっぱり暇だったからだと思う

暇って偉大だな

「鶺鴒鳴(せきれいなく)」の間にある言葉に

「色無き風」というものがある
秋風のことなんだけど、
中国から渡った五行説で、秋の色は白。
日本人はその白を、「色無き」と言い換えたそうだ

何かが静かに去っていく
生き生きとしたものが終わっていく
これを白というよりも
「色無き」と表現する方がしっくりくる

さらにはわたしが読んだ本では
透明という言葉が使われていて
透明の風とはなんて美しいんだって思った
作者さんのセンスが美しい

いや、風は透明なんだけど
ものごとを透明にしていく風って
なんだか素敵じゃないか

そうそう、8月中
乙女座資質を中心に柔軟星座を持っていた人は
なかなかしんどい時期を
過ごした人もいたと思う

でもそれも透明になっていく
時が移り変わるように徐々に徐々に

よく耐えよく頑張ったじゃないか
本当によくやってるよ

流れはこれから落ち着いていく

明日は新月だ
棗を食べながら英気を養おう
来(きた)る節目がくるまで

お互い、いい日々を過ごそう
離れていても

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