最初は顔と名前を覚えるだけのつもりだった。

職場の先輩がね、好きだって言ってたの。
よく私のオタ話に付き合ってくれてたからさ、
私も先輩の推しのグループのメンバーの
名前と顔くらい覚えて、先輩の話を聞いて
あげたいなって、本当にそれだけだった。

いやー早かった！
山道で転けたんかって思うくらい堕ちるのが早かったw

最初に見たのは Rock with you だったの。
13人もいてさ、目まぐるしく変わる画面に
着いていくのが精一杯で。



疾走感のあるシンセサウンドと
ツーステップリズムのロックベース曲。
爽やかで壮大なロケーションとゴージャスな世界観。

元々、音楽もダンスも映像もやってた私が、
こんな贅沢なコンテンツを作る集団を
好きにならないわけがなかった。

本当に踏み込んではならない沼に
入ってしまったって思ったよ。

最初に目を惹かれたのは、
蜂蜜みたいな激甘フェイスに
絵の具を塗りたくった金髪の彼。

ストライクゾーンド真ん中の顔で
どこか儚く佇む彼が魅力的だった。

あー。この人かも。
そう思った。

でも、見進めていくとさ、
ハスキーな声響かせてヘルメット脱ぐ
爆イケナムジャは出てくるわ、
びっくりするくらい綺麗なターン
かましてくるナムジャはいるわで。

終いにはシルバーネックレスを
咥えたナムジャが出てきて。
もーーーーーーびっくり！！！！！！！
この世に着けてるネックレス咥える男が
いるなんて微塵も思わんし、何より、
甘い低音で囁きながらこちらを見つめてくるんだもの。

そんなの好きじゃん。

それからは早かったな。
根っからのオタク気質だから、
曲を手当たり次第に見漁ってさ。

S.COUPSという男に
ズルズルと引き摺り込まれていった。

もちろん次の日に先輩に話したよ。
まだまだそんなにコンテンツ見れてなかったから、
昨日見ましたーって感じで伝えたんだけど。
「あ、モニ、ハマったね？」ってw すーぐバレたw
「ヘヘ、ハマっちゃいました…！
エスクプスって人が好きです！」
って言ったらすごく驚いてた。

先輩的には、
私はジョンハン好きになりそうって思ってたみたい。
さすが先輩、私の好み熟知してるわw

でもなんでスンチョルに
ハマったんだろうって考えてみたの。
だってね、私の好みって、中性的で唇が薄くて、
切長な目をした細身の男性だったから。

でも今思うと、ハマるべくしてハマったなって思う。

スンチョルはぱっちりおめめでムキムキだけど、
極甘フェイスで喋り方も可愛いのに
バチバチにラップかますし、何より、
ステージでの表現力と人柄が魅力的すぎた。

長くなってしまったけれど、
私がスンチョルという男を
好きになった経緯はこんな感じ。

この怒涛の２か月で彼らのために
渡米することを決めた私は
まぁどっかネジはぶっ飛んでると思う。

それでも、この”好き”が私の人生を豊かにしている。

ちょうどカムバ発表された時期位に好きになったから、
まだまだ２か月ちょっとのヒヨコCARATな私だけれども、
責任感が強く仲間想いで、誰よりも甘えん坊な貴方を、
私はとても尊敬しているし、心から愛しています。

自身とグループの成功を願うあなたが、
これからも沢山の笑顔と愛に包まれていますように。
願わくば、そんな貴方の輝きに包まれながら、高みへと
駆け上がっていく勇姿を見守らせて欲しい。

愛おしいｳﾙｷｭﾙ5歳児の統括リーダーへ。
駆け出しスンチョルペンより精一杯の愛を込めて。