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面白い/興味深い/共感するnoteたち

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2018年10月の記事一覧

囲碁は経営の役に立つかという問いに対する私なりの答え

囲碁は経営の役に立つんですか?って聞かれることが多いんですが、考えてみてください。 一日中囲碁を打って、囲碁のことばかり考えていたらどうなるか。 囲碁が強くなるだけです(残念ながら強くなれない場合もありますが)。 当たり前ですが、囲碁をやったら囲碁がうまくなります。囲碁がうまくなるだけです。囲碁をやったからといって、経営のノウハウは身につきません。つくわけがありません。三々定石を覚えても、3C分析の役には立ちません。 しかし、それでもなお私は「囲碁は経営の役に立つ」と断

「科学」に裏付けされた方法で英語を勉強しよう!

語学習得の道のりは果てしなく長い。第二言語習得の理論を網羅的に分かりやすく説明している「外国語学習の科学」から、そこで紹介されている勉強法をまとめておく。どれもどこかで聞いたことある基本的なものが多いが、それが「理論」に裏付けされている、というところがポイント。 分野をしぼってインプットインプットのポイントは背景知識を知っていて理解できること。なので、自分の専門分野(例 ビジネス)や興味のある分野(例 音楽や映画)について、「徹底的に読んだり、聞いたり」することが推奨されて

10分で社内に図書館をつくってみた話

こんばんは。 ポイントサイト げっとま のデザイナー はらだ です。 いきなりですが、社内に図書館をつくりました! * なんで " 図書館 " なのか【社内に図書館をつくること】 それは入社当時からの密かな企みでした。 しかし、なかなか実現までいたらず、気づけば早3年……。 「なんで、図書館なんですか。社内に元々ある本棚じゃダメなんですか。」(事業仕分けみたいだ)と聞かれれば、こう答えます。 「コミュニケーションのためです。」 図書館は本の貸借りをする場所ですよね

記事をシェア"「ついやってみたくなる」手の“消毒装置”が登場"

NHK web 2018.10.30 インフルエンザのシーズンを前に、手の消毒を徹底してもらおうと、大阪大学附属病院の正面玄関に「ついやってみたくなる」という人の気持ちを活用した、一風変わった消毒装置が登場しました。 大阪 吹田市の大阪大学医学部附属病院の正面玄関に設置されたのは、映画「ローマの休日」にも登場する「真実の口」をモチーフにした消毒装置です。 高さ2メートルほどの箱の正面に、偽りの心を持つ人が手を入れると手をかみ切られるという伝説で知られるギリシャ神話の神、

物理的に圧倒されるよろこび

第1章 本屋のたのしみ (9)  インターネットは便利だ。買う本が決まっていれば、ネットで探すほうが確実で早い。送料が無料であることも多い。電子版が出ていれば、すぐにダウンロードして読める。どの本がよいか悩んでいても、検索すればいろいろな人のレビューが出てくるから、それを参考に選べばいい。「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と表示されたり、「あなたへのおすすめ」とメールが届いたりもする。そのうちに、偶然あたらしい興味に出会うこともある。そもそもちょっとした疑問は

一番身近にある世界一周旅行

第1章 本屋のたのしみ (3)  本屋を一周することは、世界を一周することに似ている。 世界のあらゆることについて書かれた本が存在する。今夜のおかずのレシピからグローバル資本主義まで、バッタの生態から現代宇宙論まで、うまい棒図鑑から高級時計カタログまで。本は何でもありだ。以下は、とある風変わりな図書館を描いた小説の一節。  表紙には厚ぼったいラベルが糊づけされていて、その貼紙には緑色のクレヨンで、太々と題名が書きこまれていた。   『ホテルの部屋で、ロウソクを使って

『大樹七海の「規格と標準化」探訪』 11月号取材先は"共用品推進機構"

マンガ連載も6回目を迎え、注目して頂けるようになり、大変ありがたいです。Amazon「機械関連雑誌 の ほしい物ランキング」3位。 共用品とは「障害の有無や身体特性に関わりなく誰もが利用しやすい製品」と広辞苑第七版に今年新語として登録されました。 でも星川さんは、その単語自体が注目されるというより、「共用品の思想」自体が、自然と世の中に浸透されるのが理想ですねと、仰られます。 例えば、江戸時代には、柏餅の中身(こしあん・つぶあんなど)を、葉の表裏を変えることで、目が見えな

何をしている人ですか?にうまく答えられない時代

「何をしている人ですか?」 「お仕事は?」 そう聞かれた時に、うまく答えられないでいる。 どうして答えられないのか。それは、自分の中でしっくりくる言葉が見つからないからだ。1つの業界だけでなく幅広く手がけていたり、今までの仕事図鑑には名前が載っていないような独自の仕事をしているという人はまさにそうだろう。 私の場合、今の自分に納得できていないというのもある。 ♦︎職業のカテゴライズ例えば、小売業の販売員であったり、不動産業の営業であったり。もっとわかりやすくいうと"ど

運動をすると認知能力や記憶力が上がることがわかっています。ですから勉強が大事だと思うなればこそ、運動の時間は定期的に確保するべきなのです。逆に勉強や仕事の時間を多めに設定しようとして体を動かす時間を取り除くと生産性が下がります。肉体の健康状態と仕事や勉強の満足度は一緒なんですね。

すこしずつ長く走れるようになってきた

私が最近ランニングをはじめて、以前は走れなかったのにすこしずつ走れるようになってきたことについては、こちらの「走れる(喜)!」という記事にもくわしく書いたけれど、あいかわらず週に何回かは走りつづけている。 そして今日は、連続ランニング記録をまたすこし伸ばすことができた。 たかだか1,000mを数百メートル超えたくらいの距離なので、ふつうに走れる人から見たらなにをそんなに大げさにと思うかもしれないが、膝の故障で20年走っていなかった、そして一生走ることはないだろうと思っていた

本屋を無人で始めた理由

東京/武蔵野市で2坪の無人古本屋を運営している中西です。 「なぜ無人のお店をつくったのですか?」 最近、よくこの質問をされます。確かに、アマゾンが無人のお店を作り、中国でもスーパーで店員がいないお店ができています。 ただ、私の場合は”技術的に可能になったから"という理由でつくったわけではなく、主に3つの理由で無人の本屋を作りました。 ① 新規性 ② 継続性 ③ 制約条件 このnoteは私自身の頭の整理と、無人古本屋の日常を伝えるために書いていこうと思います。

セカンドキャリアでなく、パラレルキャリア

セ、セカンドキャリア?よく、アスリートが現役を途中で投げ出さざるを得ない状況(解雇や契約満了)に追い込まれた結果、次なるキャリアを目指すという言葉として「セカンドキャリア」という言い方をします。 僕は割とこの言葉が嫌いです。何故かと言うと、セカンドキャリアということは、もし、その場所での活躍もままならずに途中で変えることになったらサードキャリア、フォースキャリア...と増えていくのか、と。 例えば、アスリートが選手としてやってきたけど、次からは商社の営業やります、みたいに

ティーチングとコーチングと"ラーニング"

今回は、自分の中で素晴らしいなと思う指導者に共通する資質について。 世間ではだいぶ前から「コーチング」の大切さが指導やマネジメントの世界で叫ばれるようになりました。 教えるというアプローチの「ティーチング」というものの対の概念として、選手や社員の持っているものを引きだす・活かすという考えとして「コーチング」という概念がビジネスの世界からスポーツの世界にも流れ込んだわけです。 あえて厳しい言い方をさせてもらうと、指導者の経験や成功体験だけに基づく一方的な「ティーチング」が

noteという共同体に存在する不文律

noteはプラットフォームであり、その一定の思想を持った空間に集まる人々から構成されるという点で、一つの立派な共同体です。 共同体である以上、構造的には必ず一定の風潮や、推奨される思想というものが存在します。こればかりはどんな共同体やプラットフォームにも共通することです。極端な例として、宗教的信条を引き合いに出すならば、アメリカ南部のキリスト教信仰の強い地域でダーウィンの進化論を主張することはあまり良い顔をされないことが多いですし、一方で日本において進化論に反対する旨を公言