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セルフブランディング(2022.5.5更新)

最近はあまり聞かなくなってきたこのワード。みなさんはいかがでしょうか?ある意味では近年、もう「ブランディングを行うのは当たり前」「大前提」となり、わざわざ記事にしたりする必要もなくなったのかもしれませんね。

私の仕事のコアであるスポーツでも成果を上げる為に、ずっと関係してくるのが「ブランディング」だと思います。これはビジネスとしても、信頼度アップにも、アスリートが応援されるようにする為にも必要だと思います。

このかっこの部分を変えて、「商品価値を高める」でも良いですが、別に有名になりたいとかそういう訳でもなく、無意味に価値を吊り上げる為に行うという意味でもありません。そこは結局、ブランディングという言葉が悪いわけではなく、その扱い方、行き方や手段の問題だと思います。

ただ、人間関係や生活していく上で必要な部分をどんな言葉で表現するかを考えると「ブランディング」なのかなと思います。

何をやるにしても、「私の価値」が低ければ実現は難しく、価値が高まれば様々な可能性を拡げていけるだろう、と考えます。家族相手でも、パートナーでもそうではないでしょうか。自由気ままに振舞うのは案外と難しく、やはり他者から見た自分というものを意識した方が関係も、生活もスムーズにいきます。

利己的な感じも受けますが、これは他者への配慮、関係性も伴うので、利己だけでは上手く行きませんよね。そういった意味でも改めて「ブランディング」という言葉を考えてみるのも良いと思います。

自分の一挙手一投足が注目され、気にされるのはしんどいですが、実際は常にそういった関係性の中で人間は生きていると思います。そういった「他者からの視線」を自覚するか、意識するか、それともあまり気付かないかだけの違いだと思います。

もちろん、その地域において、個人個人において行き方も意識も違うし、違って良いとは思います。思いますが、好む好まないに関わらず、勝手にブランドや認知、評価はされ続けているのが事実だと思います。だから勝手に進行するくらいならある程度は自分で情報を出し、開示し、発信することで自分の思うブランド作り、関係を作れる方が良いと考えて今までも活動してきましたし、これからも行うと思います。

個人サイトを立ち上げたのがもう22年前。情報が独り歩きしたことで、自ら発信しようと強く思ったのが原点。

黙殺するのも良いですが、後々状況が進み、追い込まれたり、厳しい状況や立場になることもあります。ネット世界だけでは留まらずリアルに影響を及ぼしているし、SNS発で有名になった方々でリアルな影響力を持ち、その影響が加速し続けていることも多くあります。

目をこらせば、こらさなくても幾らでもそんな事例は散見されます。そこを無視して「意味がない」と思われるのは個人の勝手ですが、これが組織や地域という枠組みが大きくなればなるほどそうはいっておられず、的確に状況を掴み、どう対処すべきかを検討しておいた方が良いということです。

対処する、しないも決断ですが、何も検討しないで黙殺は非常に危険だろうと感じます。現場に苦労しろ、工夫しろ、知恵を絞れ、と発破をかけても、上の方々が「それは意味無いな」なんて言ってたらどうにもならないでしょう。

これから益々「個人の時代」はやってくるかもしれません。少なくとも、企業の、組織の一員として「消耗品」のように扱われるのが楽しいという人は少ないでしょう。なので、少しでも「私」を自覚し、「私の価値を高める」という動きになっていくでしょう。(ここで言う私の「価値」はあくまで「働く上で」であり、ヒトとしての価値は別格です

トップインフルエンサーや企業、地域は相当な取り組みをされています。少なくとも過去においてやってきたからこそ、現在の地位や立場、関係にあるのでしょう。2番手グループに居るような方々もやはり同様に勝負していくつもりで日々、研鑽、取り組まれていることでしょう。

甘い感じで参入していっても、こういった競争の激しい世界、土俵では勝負できません。これはどの業界、どんなことにも言えると思います。

1億総クリエイティブ時代ではないですが、自分というブランド、他者から見た評価や関係性を考え、工夫するならば、自分を強化する方法と周りを支え、縁の下の力持ちとして認知される方法もあると思います。前面に出るのは苦手でも、こうして裏方や支えるに回るのも大切な存在ですし、有難がられますね。

結び

長々と触れてきましたが、無駄になる部分はないと私は思っています。目指すものが大きければ大きいほど、こういったことも考えたいし、自分がどうやって成果を出すか、結び付けていくかを考え続け、試行錯誤、実践していかなければなりません。

同様に、特に目指すものがなく、平穏無事に生きようと思っても、上述したように関係性や評価は付いてきます。

それは楽しく、苦しく、やり甲斐があること。

一人で取り組める部分と他者の協力、応援、支援がないと出来ないことも多くあります。日々、研鑽したり、取り組む、学ぶことも大切ですね。一緒に走遊Labでチャレンジしませんか?学びませんか?


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