お金と待遇と動機

今回の日本記録誕生で、もう一つ話題になっているのが1億円。男子マラソンで日本記録が誕生したら報奨金が出るという話し。これはオリンピックでも時々出てきますね。

しかし、巨額に見えますが、実際は一生遊んで暮らせるわけでもなく、安心できる額でも当然ありません。

働き続けるのは当然だ!という勤労観もあるでしょうけど、アスリートはこの結果を得るのに、大きな労力をかけてきており、それは誰にも真似できないレベルだからこその結果だと思います。

むしろ正直言って安いくらい。もっともっと高額に、そして複数のチャンスがあればいいな、と思います。

日本国内ではオリンピック第一主義ですが、正直なところ、稼ごうと思うなら、海外の賞金レースの方が大きく稼げるかもしれません。2時間6分台となると招待されることも多いでしょうし、サブテンランナーでも、探せば結構あると思います。

オリンピックがその価値を大きく上回るかが結構大きな要素となるでしょう。


お金と生活、環境構築

アスリートは趣味で取り組んでいる訳ではなく、人生を賭けているので大きく稼げるチャンスを探っていったとしても文句は付けられません。価値を見出してもらおうと思うなら相応の報酬、待遇、価値を用意していく必要があるでしょう。

日本国内のレースでは東京マラソンはある程度大きな報酬が得られます。だから有力な選手の出場が得られる。その証拠に女子は他のマラソンの方が価値が高いので、国内選手は出てこないですよね。

出来れば今回の1億に限らず、世界記録は幾ら、オリンピックは世界選手権は幾ら。国内マラソンにも賞金が付いて欲しい。


お金の話しをすると嫌がる人も居るのは承知

例えば、クリエイターの方々でもそういった方は居られるでしょう。創作することに集中することで、「結果」お金が入るようになる。それは一面の真実かもしれません。

経営者にも居られるでしょう。仕事の価値は「金銭対価ではなく」仕事そのものにあるんだ。それも一面の真実でしょう。

否定する必要は無く、価値観の相違です。

ただ、多くの選手/クリエイター/若い人も稼げる競技や職業に憧れやすいし、注目すると思います。少なくとも私はそうです。

衰退産業、後継者不足に悩む業界はこの金銭的動機を充足できないから敬遠する。そういう人も多いと思います。大企業に行けば金銭的、待遇面でも優位。

そう考える人は多いと思います。

ベンチャーは「やり甲斐優位」と言われますが、将来大きく稼ぐチャンスがあるからと選ぶ人が居るのも事実でしょう。


億プレイヤー

アスリートで才能を持った人が選ぶのはやはり億プレイヤーが誕生するところだと思います。その億を出せるだけの資金力がある=人気があるので、やり甲斐も大きく見えます。

有為な才能を惹きつけ、成果を大きく上げ、人気を獲得する。この為には憧れの存在=スタープレイヤーが居た方が良いですし、億プレイヤーが何人も居れば動機付けにも繋がります。

全部とは言わないですが、この部分で倍以上機会可能性は増えるのではないでしょうか。人材獲得もそういった視点は必要でしょうね。

年功序列で長く居る。既得権を獲得できた人がずっと良い待遇を得て、有能/外部から招聘した人を冷遇していては良き人材は集まらないでしょう。まるで自分たちの為にその才能を使いつぶせと命じられているように感じることもあるでしょう。(多くの風刺に登場する話)

もちろん、どこの業界も億プレイヤーを誕生させる必要はないと思います。ただ、海外と比べ著しく悪い待遇だったり、国内でも比較したらちょっとというのでは厳しいですよね。


理想論

フリーランスも同じで、クライアントが安さだけで発注を決めていると、稼げない世界に憧れる人は少ないでしょうから、段々枯れていく。自分のところにないスキルを持つ、高価値を生み出せると判断したフリーに高額で発注することで、育てていけるし、有為な人材も増えていくでしょう。

もちろん、現実にはそう簡単ではなく、理想論なのも承知しています。

が、マネジメントをしていく、牽引していくようなトップに位置する人はそういったあたりを考え、どうやったら人材に、環境に資金を回せるかを考える必要がこれから益々必要になるでしょうね。

易くて、きつくて、環境も良くないのに、抱え込もうとされても、そのままそのクライアントに全力は当然注げません。次を考えて行動しておかないと難しい。正社員とフリーは全然違うのですから、

多様な働き方、生きがいを、という時代であっても、稼いで生活する。次につなげる。ここは変わらない部分でしょう。


マラソンや駅伝も、陸上競技全般も・・・フリーランス、クリエイターも。多くの人が憧れる働き方、稼ぎ方を見せられれば良いですね。



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神屋伸行

「スポーツ」note

スポーツに関するnoteをまとめています。 (原則的には私が書いた記事) スポーツは「体現」という意味でもクリエイトと共通部分があると考えます。様々な場面でも応用できるでしょう。どんな場面でもきっとお役に立てるはず!
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