『物を売るバカ』川上徹也

タイトルが挑発的で、一瞬読まないでおこうかと思いました(笑)小売りをバカにしているのかと。誤解でしたけど。

表紙の下部に「ストーリーブランディングの決定版!」とあります。これだけでもタイトルはあくまで挑発であって、内容は違うだろうと手に取りました。

物を売るバカ 売れない時代の新しい商品の売り方【電子書籍】川上 徹也 


p16 商品が本来持っている価値をうまく物語化して発信すると人は興味を抱いてくれる

最近でこそこういった方法は事例を多く見ることが増えましたが、それでもまだまだこういった手法を理解して頂けないことも多いのではないでしょうか?

どの商品も会社も人もチームもストーリーはある。

それをどう発信し、興味を持って頂くか。もちろんネタ作りの為に活動する訳ではないですが、ルーティンのように何となく発信してもスルーされるのがオチだと思います。

また本書にもありますが、嘘はダメですね。さも○○をやっているかのように装うのも良くない。結局不誠実な態度はあとでバレた時に跳ね返ってきます。

他にも都合の悪いことを出していくかどうかも技術と哲学だと思います。

良いことをどんどん出していけば良いですし、悪いことも出すことが利だと考えるなら出していけば良いでしょう。

そういったことを踏まえて会社なら発信は相当重要な位置づけになると考え直していかなければならないし、人材獲得にも力を入れなければ大きな差異が出来そうです。

本書の提案に「物語の種」というものが出てきます。商品から出してくるネタ、商品以外から出してくるネタ、また無形のものをどう形にして発信するかなど多くのアイデアがあります。

この本を広報/発信の教科書として、また学び/育成の場で活用するのもいいと思います。

恐らく今までも「社報」という形でこういった手法は使われていたと思います。あくまで「仲間にこんな人が居るよ」「こんな開発しているよ」といった具合に。

それを今度は外向けにやっていくイメージです。

「プロジェクト X」もそうですが、これから「個人の時代」を迎えるにあたり、こういった手法を導入するには一人一人の構成員の協力も不可欠となります。

そういった面もどう社内規定などでどう整備するか。使うだけ使っといて、査定の時はあくまで「見える成果だけ」となると当然不満は蓄積するでしょう。

結果/成果とは何か?

そこまで考えていく必要があります。これが組織ではなく個人だと全て自分で決めていけるので速いです。さきほども挙げた「個人の時代」が訪れる根拠は小回りの利く「個人」が発信し、大企業などの発信スペースを押さえていく可能性も有ります。

もう大手の上段からの広報、情報拡散の威力が著しく低下する恐れがあります。消費する側にもキャパがありますし、個人対個人で入ってきた情報が先に場を占めるともう新たな情報が占める余地は大きく下がります。

「人」を消費するのではなく、人を大事にすることで人が集まる。

これは採用だけの話ではなく、当然モノであれ、コトであれ売れるかどうかの鍵になるでしょう。

これから益々AIやロボットが活用される中、だからこそヒトが面白い。そのヒトをどう活かすかを考えて動いていく必要があるでしょうね。

最後になりましたが、引用をしようと思ったのですが、これは直接どんどん見てもらった方が良いと思います。断片だけ引用しても本書の意図が通じない恐れも。

是非、手に取ってご活用ください!

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神屋伸行

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