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身体をがちがちに固めて維持している状態

昨日は下記のnoteを投稿しましたが、メンテナンスを行う時に感じる問題を書いてみます。メンテナンスというと車や機械に行うイメージもありますが、自分の心身、特に身体へのメンテナンスは非常に重要です。身体のコンディションが低下するとメンタルも低下しやすいですよね。

もちろんメンタルのメンテも大事です。それはnoteを書いたり(内省)、カウンセリングを利用したり色々な手立てはありますが、ここでは身体の方を中心に書いていきたいと思います。

メンテナンスの中でも特に気持ちよかったりするのがマッサージ。ただそのマッサージを受けると非常にだるくなったり、むしろ疲れが出てくるようでイヤがる人も出てきます。試合前にマッサージを受けると疲労感が出たり、張り返しが出てくるパターン。

もちろん施術師の腕の問題も考えられますが、大抵は受ける側の状態に起因することも多いのではないでしょうか?

自分もよくあったのですが、そもそもがちがちに身体が緊張していて、筋肉がこわばっている状態。こうしてなんとか現状を乗り越えようと身体を固めて対応しているんですよね。

そこを緩めると一気に緊張感が抜けて、疲労が噴出する。コンディションが一気に下がったような気になったりもします。


ただ、これは本当はあまり良い状態ではないと思います。がちがちに固めて疲労を覆い隠し、気付かないフリをしているに過ぎません。だからレースでもある意味最初から覚悟が定まっているからか腰を据えて最後まで走り切ることが出来るし、それなりの成果も出せるけど。

身体への負荷、心身の疲労は大きいものとなります。

こういうのを繰り返していると段々目減りしていくんですよね・・・本来は良好なコンディションを創り上げ、最善の状態でレースに臨むのが一番良い。

そう考えると、レース前にマッサージを受けても(大抵は3日前)気持ち良い感じで特に問題はないはず。それなのにその時点で張り返しが起きるほど解さなければいけない自分の状態、コンディション作りに目を向けるべきだと思います。


ただパフォーマンスとの相関で考えちゃうと違う推測、考察が得られるかもしれません。がちがちの緊張状態に馴れているとそちらの方が上手く結果が出る場合もある。一時的とはいえ、この瞬間に結果を出したいからそれで良いと考えちゃうことも。

でも上述したような疲労もそうだし、故障リスク、摩耗していくリスクとも背中合わせだと考えたい。目先のことも大事だけど、即効性のあるメリットも大事だけれど。中長期的な観点、メリットにもきちっと注目していきたい、意識していきたいところ。

レースもそうだけど、日頃からがちがちの緊張状態で居るのは長続きしません。どこかで限界が来る。本来は自然体で、良好なコンディションで居るのが一番良い。それはなんとなく伝わるし、感じるのではないでしょうか?


自分もついつい身体が固くなっていくのを解りながら目先のことに集中し、徐々に身体の状態を悪化させてしまいがち。学生時代はいつも固く、ぱんぱんに張っていると注意されていました。

その緊張状態が良いんですよね、とは言えないと思います。

今やその状態だと思うようにランも出来ないし、トレーニングも積めない。それどころか日常生活にも支障が出かねません。

くどいようですがコンディション大事。メンテナンス大事!

メンテをやると一時的にだるくなるし、かえって疲労したような気もするけど、それは隠れていた疲労が前面に出てきた証拠。固くなっていた身体が正常なレベルに緩んだ証拠。

この辺りはこちらにも多くのnoteを投稿しています。


もちろんメンテナンスにはマッサージだけでなくリラクゼーション法やストレッチ、整体などでの姿勢を整える、休養、睡眠、食事なども含まれます。生活全般がメンテナンスに繋がりますので、活動の土台となる日頃の生活を大切に、少しでもよい過ごし方をしていきたい、意識しておきたいものですね。

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