見出し画像

エビデンスや裏付けと直感の兼ね合い

コーチ、指導をしている上でも、コンサルティングでも重要なのはエビデンスや裏付けですよね。なんら裏付けも検証されてきたものでもない経験則、個別的体験に基づくもので一般則に当てはまらないもので教授されると非常に困ってしまいますよね。

だからといって直感を否定してしまうのも違う訳で。


際どい状況での瞬時の判断やレスポンススピード、対応力の高さが求められる場合に教科書を確かめる時間はありません。いわゆる「生兵法」や「机上の空論」では困る訳で、経験に裏打ちされた力は欲しいところですよね。

競技経験、それもそれなりのレベルで有ったほうが良いというのはこの直感レベルが高いかどうか。現場、際どい判断を必要とする状況ではこちらの直感、経験値は非常に大事なものであったりもします。


事前準備であるエビデンスや裏付けていく段階が先の人は、学びや情報収集、研究、検証を常に重ね、高いレベルに構築していくことが必要です。そういった蓄積を基に現場に出るチャンスを得たりしながら直感力を養っていく。瞬時に判断できる力を養成していく。

そのような流れだと思います。

逆に競技経験を有し、経験則や直感を持っている人はエビデンスや裏付け、一般化、感覚を出来るだけ言語化するなどに取り組み、そちら方面の力を養成していく必要がありますよね。


要はどちらも両輪で、全然対立事項でもないし、重要性において優劣はないということ。どちらも同時に、そして常に更新と向上を必要とすることだと考えられます。

これだけの情報が膨大な時代ならばその2つを分担して協力しあいながら進めていくのも手ですよね。それがAI+コーチかもしれないし、どうなるかはまだまだ解らないけど。AIが補助出来るようになったって、その向こうにはきっと人が居るだろうから・・・

人と人が上手く協力する。お互いを尊重し、分担を理解し、目的に向けて相乗効果を生み出したいですよね。実行力ある経営(プレイヤー)だけでなく、コンサルやコーチなどの第三者の協力が上手く行かせればもっと上を目指せる可能性も高くなる訳で。


個人にとっては今、バランスはどうか?どちらが強みでどちらが不足しているかを常々検証してみましょう。これは別にコーチやコンサルなどでもなく、プレイヤーだけでもありませんよね。

ビジネスシーンでも、家事育児の場面でも、どんな人にでも必要な力やプロセスだと思います。何にでも役立つし、活かしやすい姿勢、行動原理だと思います。

自分も常にそういったセルフチェックを繰り返し、より良いレベル、アウトプットに繋がるように取り組んでいきます!


日々こうして考え、向上させるべく、言語化を図っています。良ければtwitterもフォロー&チェック下さいね!



いつもご訪問、お読み頂きありがとうございます。 すき(ハートマーク)を押して頂いたり、コメントやSNS等にシェア、サポート頂けると励みになります。サポート、応援頂いた分は必ず、活動する中でみなさんにお返しして行くことが出来ると思います。今後もお付き合いを宜しくお願い致します。