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フリーランスのマルチタスク

フリーで活動している人の多くは何か特定の領域の専門、特化した技術を持っている人が多いですよね。何かの強みがあって、そこで仕事が発生して稼ぐことが出来る。創作できる。

ただどうしても専門的であればあるほど1案件に注力する、占める割合は大きくなり、そうそう2つも3つも案件を同時進行するのは難しかったりします。


スポーツの世界でもプレイングコーチの難しさはその辺りにあります。どうしても利害も相反したり、自分がプレイする時間とコーチをする時間が被ったりして難しい。

アスリートのセカンドキャリアを考える時もこのマルチタスクの難しさを考え、自分がキャリア・スキルを構築していく時にどの領域だと並行的に行えるか、身につけられるかを考えておくと良いですよね。

そういった意味でもアスリートとSNSなどの発信は相性が良いし、noteなどを通じた言語化、創作は相乗効果も生み出せて良い気がします。


とはいえ、競争も激しいフリーの世界だと2つ3つの強み、多少抜き出た程度では生活が成立しない可能性もあります。もっと大きく抜け出る、差別化を図れないと実際に稼いでいくのは難しい。

マルチタスクは難しいのに、1つの領域を収めるのも難しいくらいなのに2つも3つも強く、しかもかなり徹底的に強くないといけない。

これはなかなかハードモードなんですよね。

趣味程度にやっていきたいなら、そこまでの熱意が無ければ本業を1つ作っておく方が良いと思うんですよね。安易にフリーにならない方が良かったり。もう本当、そこは個人個人の志向と状況、意欲やパワーに大きく関係するところ。


キャリアアドバイザーであれ、セカンドキャリアの話であれ根本的な背景、状況を踏まえ、現実的な話しをするでしょうし、質問を問いかけてくると思います。

その時に自分が決断する材料、強い確証や自信を持っているかどうかを基準にしてみては如何でしょう?盲信でも確証のない、根拠の無い自信でも良い。

全然そういったものが持てないけど、なんとなくフリーはキツイと思うんですよね。


マルチタスクであれ、領域の横断であれ、強みを幾つも持つのであれ、自分もどんどんそういったパワーを身に付けたいですね。1つのことに集中して徹底的に向上を目指すのも大事だし、美学ではあるけど。

フリーにとっては結構それを続けるのも難しくて。2つも3つも同時に育む、強化していくのが大事で。集中を分散するのではなく、1つに向けられるほどのエネルギーを3つも4つも持つ強さが欲しいです。

超人、ですけどね。でもその超人に成れないと勝負していくには、確固たる立ち位置を築くのにはなかなか難しいところですし・・・


そういう意味では若い頃から何でもツールを使いこなし、触れている人は強いでしょうし、ベンチャーのようなところで何でもやって鍛えてきた人は強いと思います。

年齢を重ねる毎に領域を広げる、複数持つのは難しくなるかもしれませんが、それでも個人で立っていこうとするなら新たな自分を、スキルを開拓し続けたいところですね。


最終的には自分の行き方、考え方次第ですね。

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