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ある程度の「時間」が掛からないと熟成しないということもある

スピード化時代を向かえ、何事も早きに越したことはなさそうですが。そしてそんな自分もスピードは早めるべくツイートするし、noteにもそう書いたりするのでちょっと矛盾しているようにも、軸足を両方に置いているようにも感じ取られてしまうかもしれません。

ただ自分のうちでは無理なく共存している考え方、意識なんですよね。自分と他者との間でもそうですし、自分のうちでも両者が常に一方だけで適用されている訳でもなく。

スピードをがんがん上げていきたいものもあれば、じっくり熟成していきたいものもある訳です。


仕事も勉強でもトレーニングでもがんがんスピード上げて詰め込めて、しかもそれが全て身になれば、成果に繋がれば良いですが・・・

実際はオーバーペースに陥り息切れしたり、疲れが溜まったり、動けなくなったりもすることも。スピードを上げたからって全てが上手く回る訳では無いんですよね。そこがスゴく難しい。

ふと見渡せばめちゃくちゃスピードが上がっているように見えて焦るのに。自分は全然遅いような気がして劣等感や焦燥感に悩まされたりするのに。

難しいところですよね。

でも自分の思うように熟成出来るなら良いけど。そうそう思い通りにはいかないですよ。効果も成果も早く欲しいけど。そうなってはくれない。

成る人も確かに居るけど、大抵は成らない。


だからスピードを上げることは意識するし工夫もするけど、どこか一方の自分はじっくり構えてじりじり遅くも力強く押し進めていくイメージも必要で。

そんなバランス感覚を持った人が強いと思います。

スピードは上げていく。ランナー的にも負けたくない。だけど今、この一瞬のスピードを比較するのではなく、どこかの時点で逆転するかもしれない。

だから今は先に行かせてペースを守る必要もあるかもしれない。そのやや消極的に見える方法が実は一番難しくて積極的なことかもしれない。

そこのところも難しい。


マラソンや駅伝と違って人生はスゴく見えにくい。複雑ですよね。

ただそういった根底にある意識や考えを持ち合わせているかどうかは大事だと思います。リスクマネジメントがきちっとベースにある人は土台が安定し、その上に立つ構築物(取り組み)もしっかりし易い。

そんなイメージと同じです。迂回のような、スピード感が不足しているようにも見えますが、実は一番速いのかもしれません。

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