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ある陸上競技選手の足跡:1992-95:中学生時:囲碁編

突然ここに何故囲碁?と思った人も居るでしょう。囲碁が得意(アマ六段で日頃打ってる:日本棋院免状四段(中2))というのは何度かnoteにも書いてきましたが。

陸上競技を語る上で特に一番影響があったのは昨今良く話題にもなる「文武両道」。自分としてはあまりこの言葉は好きではないですが、一般的に共有し易いこの概念で話をします。

基本的にこの言葉は勉強とスポーツを両立させるという考え方でしょう。

それで言うなら中学時代は充分達成していました。偏差値も5教科では65程度は常時ありましたし(70超えるものと50以下のもので偏り凄いけどw)。

ついでに言うと陸上競技だけでなく、囲碁もこの時期強かったんですよ。小学校5年からやったので、中学1、2年で一気に強くなりました。陸上競技が伸びた時期と一致しています。

同時多発的に強く、また大きく伸びたことを強調しつつ相乗効果について書き留めていきます。

上記のリンク先のnoteを読んで頂ければ解りますが、活躍のフィールドは中1時代に加古川を中心に、段々遠方のレースにも出場、進出しています。

ただ「競技者視点」だけで語るときちっと説明したことにならないんですよね。実はマスコミに注目頂き、インタビューや人に囲まれる経験って陸上競技より囲碁の方が先でした。


小学校6年、中学1年、2年とそれぞれのクラスで全国少年少女囲碁大会を目指し各県2名代表が選出される中、準決勝で敗退。いつもあと一歩でしたが(笑)そういったシビアな体験をさせて頂きました。

同様に、当時は特に囲碁というのは大人が圧倒的多数でその中に混じって打っていたこともあり、シニアの大会で優勝したり、群市区対抗戦にも選出されたりしました。そういったこともあり、新聞などに何度か掲載されたんですよね。

囲碁って1対1の対局で、プロだと対局室には他に記録係しか入りませんが、アマだとトーナメントで負けた人が勝ち続けている人のものを見に行くのでそこを中心に人だかりが何重にも出来ていきます。

決勝戦になるともう凄いですよ。人の熱気。打っている側が周りを気にしていると多分まともに打てないでしょう。注目されることに慣れていきます。

おかげさまで全然物怖じしなかったんですよね(笑)それが確実に陸上競技にも活きていきます。

もう一つのメリットは囲碁で全国大会を目指してたこともあって、陸上競技も自然と全国へ目が向くようになったこと。

正直、競技を始めたころはチーム内でも遅い方だったので全国どころかチーム内競争の方が先でした。これは「駅伝」というものがあるメリットでもありますね。レギュラー(メンバー)目指して競争し、伸びていく。

囲碁と陸上競技、両方で全国へ行けば注目度は半端じゃないだろう(笑)という邪念のせいで囲碁は全国へ行けなかった気がしないでもないですが。陸上では行けましたね。


更にもう一つ。囲碁でもあちこちの大会会場や関西棋院に行ったりしていたんですよね。陸上競技だけでなく、他の機会でも「遠征」するチャンスがあったのが大きな経験になりました。

大阪には1か月に1回くらいは小学校の頃に行っていました。中学校では忙しくてほとんど行かなくなったような気がしますが。


★★★

囲碁って一生の趣味にもなると思うんですよね。お子様には「教養」として、「脳力向上」としてお勧めすることも出来ますが、一生楽しめるというのも良いですよ。

また他の人があまり居ないからこそ経験できることも多いです。

もちろん、昨今言われる勉強への相乗効果などもあるかもしれません。少なくとも自分にとっては陸上競技、勉強に良い効果をもたらしていたし、今でも役立っていると思います。


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