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勝手に「やり切った感」が出てきた時に

時々?往々に?タイトルのような気分になることがあります。本当はネガティブな状態から、ようやく本来のスタートラインへ戻ってきただけ(ゼロ地点にシステムを創れただけ)なのに、それだけで何かを為した気になってしまう。本当はここからスタートして、そのシステムを円滑に使って進んでいく、積み重ねていくのが大事なのに。

気持ちは解ります。

人は課題を全力で解決した時、取り組み終えた時に、「少なくとも何らしかの単位作業」しか認識できないのだと思います。そこに幾ら目的や目標があっても、やはりその目の前の単位作業に目が行くもの。むしろ、単位作業に集中し解決することが求められているのだから、一旦はそれでいいかもしれません。

問題は、その単位作業が終わった後も戦略や目的、目標の遂行が続いていることを失念したり、そこに戻っていけないことだと思います。アスリートにおけるトレーニングと大会の関係も同じで。ついついトレーニングそのものに目が固定されてしまう。もちろん、あくまで自己鍛錬の探求者で、大会などは度外視であるならそれで良いですが、プロアスリートはそういうわけには行かないですよね。


解決方法として・・・

目標を張り出せ!
目的や戦略を何度も確認しよう。
手帳に書き留めよう。

こういった話が普及しているのもそういった意味からだと思います。そして、これは結構有効だと考えられます。もちろん、単位作業ごとに休憩も必要です。実行には当然負荷が掛かっている訳で、ただ戦略や目標などを語る旗振りとは違うのですから。(もちろん、その立場にはその役割に応じた負担は掛かっているけれど)

そこでお勧めなのが「工程表」の作成

もちろん、普段から日記や日誌で管理/把握しておくことも大事だけど、それは分析や今後の計画修正には役立つが、中長期的な計画を把握するのは難しいし、文字の羅列だけでは「見えにくい」ですよね。

タイムスパンまで書いてある「工程表」ならば、この単位作業が何のために存在し、次に何をしなければいけないか、そして全体としては「今、どこに居るのか」などが見えてくるという考え。

そういう意味で、数々の仕事術、時間術、勉強術に登場します。だからこういった関係の本や記事を読んで学ぶ、アップデートし、実践するのも必要です。

もちろんこの方法だけではないですが、上手にこういった何らかの継続性を、作業効率を上げる作戦、ノウハウを持っている人はレベルが上がり、伸びやすく、スキルアップするし、大きな仕事、成果を上げていく印象があります。

スポーツでも一緒で、トレーニング計画と、実際の単位作業を考えておくことは大事ですね。こういった作成作業を個人で考えるのが難しかったりするため、コーチが付いてサポートしたりします。

ビジネスでも同じで、こういった物事を整理したりするのにコーチが活用できます(神屋はビジネス系のコーチ資格を取得済み)

「まだやっていないな。なるほど」と、感じたような人はぜひやってみてください。解らなければご相談ください!


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