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無心にこなしつつも、冷静にタスクを見定める

「無心」と聞くとなんとなく「何も考えずに」と感じる人も居られるかもしれません。コーチ等にあたっていてもそういったお話はよくさせて頂きます。スポーツ強豪校でも似たような話はあるかもしれませんね。

ちなみに「心を無くす」訳ではなく、「心を無にする」であって、同じ「無」でもちょっと両者のニュアンスは違ってきますよね。この辺りに興味があれば東洋思想や禅などの本を読み漁ってみるのも良いかもしれません。(勉強会などもチャンスがあればやりたいなー)


自分のざっくりとした感覚で言えば「無にする」はからっぽにする、要はありのままを受け入れると考えています。忙しい時、トレーニングの時にあれやこれやを考えすぎず、これと決めたらその状態を見定め、受け入れ、どんどん進めていけば良い。「無心で進める」ですね。

遂行している時にはこの「無心」を使いますが、1つ1つのタスク(メニュー)を終えた時に一度状況を見定め、次にやること、内容を決定します。それを素早くやるし、切り替える。何度も繰り返す。

やり始めたら「無心」の方が受け入れやすく、集中して取り組みやすい。ただずっと「無」だとかえって集中力も途切れるし、考えることが少なすぎてどこに向かっているか、何をしているかも解らなくなってしまう。

そうなるとよく言われる指導者への依存のような状態になってしまいますね。常に考えるのも大事ですが、それだと遂行レベルが下がっています。

大事なのはその辺のバランス感覚と切り替え。

引っ越しなどは特にやるべきこととやりたいことが混在します。自分のペースで出来ることと、行政などの対応次第で予定が大きく変わってしまうこともしばしば。計画は立てるけど、計画通りには行かないもので。

しかも事前と事後の両方に多くの手間が必要なんですよね。

そして新天地では馴れない手続き、やり方も多くあったりして。ともすればアップアップになりかねません。だからこの「無」と「考える」をセットにしてどんどんこなしていきたいし、1つずつきちっと完遂していきたいもの。


この辺は様々なプロジェクトなども同じだと思います。だから日頃からこうした切り替えの練習をしておけばどの場面でも役立つと思います。アスリートなども上手くこういったスキル、態様を磨けばずっと役立つ力が身に付くと思います。

どこからでも培うチャンスはあるし、ちょっとでも意識した生活、進め方をするだけで大きく進み具合や疲労感、不安感も解消するのでこのnoteが少しでも誰かのお役に立てば幸いです。


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