見出し画像

照れ屋が社内勉強会をVtuber風にやってみて分かった"キャラクターになる"という難しさ

社内勉強会を運営するチームからデザイナーに向けてプラニングついて話して欲しいと依頼を受け、資料作成に励んでいた時、とある勉強会のレポート記事のことを思い出した。

その勉強会では顔出しNGの方が登壇し、壇上にぬいぐるみを置いて遠隔で話をしていた、その光景にとても面白さと近未来感を感じていた。

そして僕はシャイである。人前で発表したいという意欲は強くあるもののいざとなると緊張して少しドキドキしてしまう。

そして世にはVtuberが出現し、バ美肉おじさん達が日々美少女、キャラクターとなりユーザー達を楽しませている。

これだ。社内勉強会をVtuber風にやってみよう。というわけでやってみました。

環境

Vtuber化にあたり、ツールはAdobe Character Animator※1を使用することにした。幸いににも各拠点をTV会議で繋いで行う勉強会、さらに自分の拠点からは僕のみの参加だったので大げさな動きをしても恥ずかしくも気まずくもなく、環境としてはとても良かった。


実施

キャラクターを生成している時間もなかったので、とりあえずはCharacter Animatorのサンプルキャラクター(人型ではない)を使用した。スライドの片隅にキャラクターを表示し、自分がキャラクターであると宣言を行う。ひとまずはいつも話しているように話してみた。そこにはただ口が動き、瞬きが連動しているだけのキャラクターがいた。全くキャラクターらしさがないのだ。一通りスライドを話し終え、質疑応答の時に少し体を動かすなど、動きを追加してみたら「だんだんキャラクターが話しているように見える」「某教育テレビのように見えてきた」とのリアクションを頂くことができた。


キャラクターらしさ

キャラクターらしさとはなんだろうか。数年前、ディズニーのアニメーションが何故生きているかのように見えるのかが「キャラクターに命を吹き込む12の法則」※2という形で発表された。キャラクターは「動き」を持って初めて"その場"に存在する。ただ、顔が認証され目や口の動きが連動されただけではお面を被っている、着ぐるみが棒立ちして喋っているのと変わらないということに気付いた。声にしても最適なものをボイスチェンジャーを使うことで実現し、より受けての没入感を増すことに繋がる。


まとめ

一度人前で自分の分身を介して話してみた体験から以下のことを大事にすると受け手にとっても自分にとってもより分身が分身に近くなるということに気づくことができた。

・登場の仕方を演出する。

・キャラクターのイメージ通りの動きをつけて話す。

・キャラクターの声色をイメージ通りのものにする。

極々当たり前と言えば当たり前な点になってしまったが、完璧にとは言わずともこの3点に少しでも工夫を入れればよりキャラクター性が増し、より自然な形でVtuber風を実現出来るのではないかと思う。

この点がより簡単なものとなれば、僕のようなシャイボーイ&ガールも人前で自分の考えやノウハウを気軽に発表出来るようになれるのではないかと願い、自分自身も精進を続けていこうと思う。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------

参考

※1 [Character Animator]これで誰でもVtuberになれる?(ビギナー編)https://vook.vc/n/1073

Vtuber化のツール探し時に参考にさせて頂きました。Character Animatorは2D限定ではありますが、素材自体をPSDで作成することが出来るためとても便利。

※2 ディズニーのアニメの動きがまるで生きているように感じる秘密がわかる「キャラクターに命を吹き込む12の法則」https://gigazine.net/news/20140508-the-illusion-of-life/

初めて、この記事を見た時には感動した記憶があります。UIアニメーションの参考としてもとても良い記事。


雑感

・全員Vtuber風のシャイボーイズ&ガールズの為の勉強会やりたい。

・キャラクターの動きの部分を書いている時、水曜どうでしょうで安田顕さんがonちゃんの着ぐるみに入って暴れている映像が頭から離れなかった。


背景画像

Photo by John Noonan on Unsplash



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

11

nkd / Fenrir Inc.

Fenrir Inc. プランナー 趣味は野球を見ることとセイバーメトリクス。

XR体験について考える

AR.VR.MR体験について考えます。
1つ のマガジンに含まれています

コメント1件

この記事が興味深く読ませていただきました。
VRというとniconicoの配信でよく行われている
バーチャルキャストというサービスがあるのですが
VRとしての側面から見てどう感じられますか?
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。