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〜っぽさ探しが興味の広げ方を教えてくれた話

事象、物事の言語化。
コミュニケーションが必要な仕事の中で非常に重要になるものである。
かといって、専門的な言葉で細かく説明しても上手く伝わるものではない。

私が初めてその必要性に駆られたのは学生時代にアーティストの音源のレビューを書くフリーペーパー(いわゆるzine)のようなものを作って配ったり、ブログを運営したりしていた時である。
バイト代が入る度に中古レコード店に行き、レコードやCD、カセットテープをレーベルやプロデュース等を頼りに買い漁り、時には海外のレーベルオーナーに連絡を取り日本では販売していない音源を取り寄せたりしていた。
そして音源に針を落とし、衝撃を受け、この感動を世に伝えなければと筆を取った矢先に脳内を駆け巡ったのが


例え思いつかない問題


である。
”かっこいい””超良い” ”渋い” "オシャレ" "イケてる" "ポップ" "ブックレットについてるアー写でメンバーが着ているTシャツがすげーダサい"そんな言葉ばかりが脳内を駆け巡るばかりで何一つまとまらない。
その問題に直面するや否や、脳内を所狭しと暴れていた衝動は収束し、消化不良のまま消え去りそうになってしまっていた。
そこで諦めなかった私(えらいぞ) は"〜っぽさ探し"の旅を始めるのであった。


最初は誰かの真似から始まっているということ

物事にはルーツがある。
声が生まれ歌が生まれリズムが生まれメロディーが生まれ、楽器が生まれ音符が生まれ音楽になっていった。
私の〜っぽさ探しの旅は紹介したいもののルーツを順番に追うことから始まった、web等の海外メディアのインタビューを翻訳し影響を与えたものを把握し、調べ、消費する。
するとルーツは音楽にとどまらず、流行、政治、文化等の時代背景も大きく関与していく事に気づいた。皆、誰かのマネから始まり、時代背景や文化がオリジナリティを作っているのではという仮説が自分の中で生まれた。
そこに気づいてから脳内でチャートや相関図が出来るようになっていった


チャートを埋めたい、広げたいという欲求の始まり

脳内にチャートが出来てからそのチャートを埋めたり分岐を広げていく楽しみというものが芽生えた。
それは音楽に留まらずそれに関わるファッションやデザイン、スポーツ、映画、国民性にまで及んだ。
チャートを埋めていくことで〜っぽさの表現がどんどん増えていき、言語化され脳内で具現化されていく。
その知的好奇心が満たされていく快感が止められなくなった私はひたすらに消費を続け、気づけばコンテンツの中に何か共通点を見つけることが楽しみになっていった


共通点を見つけることは興味の広がりの始まり

共通点を見つけることは新しいコンテンツに遭遇した際に興味を持てるポイントが広がるということ。
物理で殴っても駄目なら、魔法をかけてみる、攻撃魔法が駄目なら試しに回復魔法をかけてみれば楽しめるかもしれない、それでも駄目なら消費せずに逃げればよいのである。

チャートを埋めていくなかで、キチンとエビデンスがあって埋めているものもあれば時より思いもよらない共通点を脳みそが提案してくることもある。
その提案を「ありえない」で終わらせずに聞き耳立てて具現化することが"新しいなにか"につながるのではないかと私は勝手に信じている。

そして自分の消費したいものの数の多さに絶望し、人生とお金足りるのか…ということにも気付いてしまった。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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nkd / Fenrir Inc.

Fenrir Inc. プランナー 趣味は野球を見ることとセイバーメトリクス。

Fenrir Designers

フェンリルでデザインに携わるスタッフが運営するブログです。
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