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VR活用トレンド調査 | VR AWARDS2018 SHORTLISTから見るVR最新エクスペリエンス

VRに触れていますか?
今や、様々なコンテンツがVRでアミューズメント施設やプラットフォームを介して提供され、場所を選ばず体験出来るような時代になりました。

今回は海外のVR作品のアワードである、VR AWARD2018のVR Experience of the Yearのショートリスト作品から最新のVR体験について考えてみたいと思います。

映画や、TVドラマの世界を体験

映画の公開に合わせて公開された2作品とTVドラマの世界を再現した作品がショートリストに選出されています。
Coco VRはDisney Pixar初のVR作品として注目され、Blade Runnerは世界観とVRがとてもマッチしていますね。
映像制作会社は続々とVRでの映像や作品配信に乗り出しており、LucasFilmとそのグループ会社が設立したILM×LABはより次世代のVR、AR体験を独自に研究するなど今後の展開が楽しみですね。

現在のVR作品はメインの映像作品に対しての追加体験という位置づけですが、いずれは映画を映画館で見たり、NETFLIXやHuluで見る時代からさらに進化した映画鑑賞体験がXRでこれから展開されていくのかもしれません。

リアリティを体験

Life in VRはBBCが提供するカリフォルニアの海を再現した生物観察VRです。カリフォルニアの海を自由に泳ぎ回り、3Dデフォルメされた可愛らしい海洋生物を深海や微生物にいたるまで観察することが出来ます。
3Dにすることにより、動物の体の機構を分かりやすく表現することでただ観察するだけではないコンテンツに仕上がっているのではないかと思われます。学習コンテンツとしてもとても良さそう。

A Moon For All MankindはNASAの月面着陸の過程を4Dを用いてリアルに体験できるVRコンテンツです。
実際に宇宙服を着て、無重力を体感する為の機器を使用することでよりリアルに近い宇宙体験を行うことが出来ます。
VRに4D機器を追加することで、揺れや匂い、触感を追加してよりリアリティのある体験を実現する流れも一般コンテンツとして多数公開、展示されてきているので、こちらの進化もどんどん進んでいきそうですね。

メッセージを体験を交えて伝える

The Day the World Changedは日本への原爆投下を投下直後の広島を歩き回りながら閲覧するコンテンツです。
原爆の製造過程や現在の世界の核兵器開発の現状などの資料も閲覧出来ることで、核廃絶のメッセージを強く感じることが出来ます。
今まで、文章や写真、映像でしか学ぶことのなかった出来事に"体験"を加えることでより強いメッセージを伝えることができる新しいキャンペーンの形として話題になりました。歴史や出来事を風化させることなく、国や世代関係なく長く伝えていく手段としてVRは広く活用されていきそうです。

スポーツのライブ配信

VRといえばスポーツ観戦のチャネルとしても注目されています。その実例としてNBAが高画質の配信を行った事例がノミネートしています。VRのライブ配信サービスのNextVRとの連携で行われたこのコンテンツは実際に観戦に行ったりテレビ観戦では見れない間近での観戦体験を実現しています。

現在スポーツ界では選手の統計データや癖など様々な情報が公開されており、ファンはそのデータを理解し、頭に入れながら試合を見ることも珍しくない状況となっている今、間近で選手の細かい動きや試合の動向をより詳細に見れるVRとの相性は5Gの普及も合わせてとても相性が良いのではないかと考えられています。日本でもすでにプロ野球のVR配信が始まるなどVR普及の一手として急速に浸透していきそうです。

これからのVR(所感)

VRは様々な分野で浸透し、"人に体験を与える"という部分を軸に広く活用され、人生で一度体験出来るかどうかだったことを体験できるようになってきました。VR元年と言われて数年経ちますが、徐々に本当のVR元年が近づいてきているような気がしています。あなたが想像していること、伝えたいことはVRがより良い形で実現してくれるかもしれません。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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nkd / Fenrir Inc.

Fenrir Inc. プランナー 趣味は野球を見ることとセイバーメトリクス。

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