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とある朝の記録

午前6時、外を走る救急車のサイレンでふと目が覚める。

信号が青になると流れるアレって、なんていう歌なんだろう。


貴方から欲しい言葉は来ない。

私からも言わない。


目が冴えて、目を瞑っても眠れない。

毛布一枚で寝れる季節。

寝れない夏。


ふと考えてしまうこと。

過去の想い出。

これから築く未来。

今日のお昼はなにをたべよう。


寝返りを打つと、体温でベッドが温まっていたことを実感する。

暗い部屋、カーテンの隙間から溢れる朝日。

世界には私ひとりなのではないかと感じる午前7時。


外ではまた、サイレンが鳴った。

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