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ハニー?コーヒーとどんな関係?

 コーヒーの商品名を書いたプレートに「ハニー」と書かれているのを見かけます。何だろう?ハニーとか。コーヒーなのに甘そう。

豆の処理プロセスの種類なのだとか

収穫、粗選別の後、果肉除去機で完熟した実だけを集めます。果肉がスルリと剥けて、ミュージレージ(粘液質)が付いた状態になります。この段階のお話。

コーヒーの種だけになるまでよーく洗うウォッシュド。
豆の周りのミュージレージを残す程度に洗うハニー(パルプドナチュラル)プロセス。
チェリーのまま乾かして、実を剥がすナチュラル。

ハニーの中でもレッドハニーとか、細分化されています。
ウォッシュドもセミウォッシュドとか。

タイトル画像をご覧下さい。
左が一番ゴシゴシ洗ったウォッシュド。
右がナチュラル。

チェリー部分の残り具合の見た目で言うと、アメリカンチェリーをむしゃむしゃ食べだ後の種の状態がナチュラル。
お皿のアメリカンチェリーがだんだんと減っていくともぐもぐゆっくりと食べ始めます。プッと出した種は殆ど実は残っていない。
最後の2つくらいは、種2つを口の中でクルクルしながらまだ実が取れるなぁなんて考えながら、くるくる、くるくる。種だけに。これがウォッシュドの感じ?

ハニーの中のヒエラルキー

やっぱり何にでもレベルがあるのです。

ブラック やっぱり最強。
レッド
イエロー

ハニーとはミュージレージが熙くとはちみつ色になることからそう言うそうですが

表紙画像は武蔵小杉の豆こねくとさんに撮影協力いただきました。

コーヒーメーカーの周辺で繰り広げられることをお届けします。