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珈琲用語メモ>クラシフィカドール

 オフィスのコーヒーメーカー周辺のキーワードを色々とお届けしていますこのコーナー、本日は「クラシフィカドール」をお届けします。

クラシフィカドールとは、コーヒー鑑定士のことです。

何をする士ですか

コーヒー豆を鑑定します。

ポルトガル語でコーヒー鑑定士の意味だそうです。

ブラジルのコーヒー豆取り扱いで有名なサントスにあるサントス商工会議所で認定されます。

 以前はブラジルコーヒー院(IBC)が認定国家資格として認定していたそうですが、 1990年にIBCが解体。その後は、民間組織である商工会議所サントス支部が、鑑定士講習会の修了証を発行しているそうです。

クラシフィカドールのお仕事

大量の農作物であるコーヒー豆を見て確認、匂いを確認、味を確認。判定基準は難しいかも知れませんが、要するに買い付けるのか、買い付けないのか、ではないかと思います。

コーヒー豆のことに精通して、何ならビジネスの知識も要るようです。

クラシフィカドールは誰と向き合っているのだろう?戦う相手は?

農協さんでしょうか。予想ですが、農協さんは高く買い付けてもらえるように、高品質な豆の生産を農園の皆さんに求め、高品質な豆を持ってオークションに向かったり、高めの値段の直接取引でバイヤーや大手企業と取引しているのだろうと想像します。

クラシフィカドールは公正で曇りなき五感をもって買付を決断するのだと思います。

右も左も分からず乗り込んだらカモにされ、きちんと向き合ってお互いの信頼を築いて行ける仕事なのかなと想像してみました。


カバー写真はテイスティングをしてみようと、カップに挽いたコーヒーを入れ、お湯を注いだところです。ここからテイスティングのスプーンで、それぞれのカップの個性を確かめて行きます。


さて続いては

習熟度テスト

え〜
求めてない!

クラシフィカドールになるための条件とは

1 カレーで言うと中辛より甘い食べ物しか食べたことがない
2 虫歯が一本も無い
3 紅茶を飲まない

 

 

 

 

 

 

 

答え



2が正解。

これはクラシフィカドールのテイスティングのスタイルにも関係するものです。口内が健康である必要があるのです。詳細はまたの機会に。

コーヒーメーカーの周辺で繰り広げられることをお届けします。