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寫残録_146 NIKKOR Z 50mm f1.8s

私の好きな標準レンズのひとつ=Z 50mm f1.8sについて、ひとり言


久しぶりに

フィルムカメラでは、標準画角と言われる50mmをよく使っている。
NIKKOR Ai-S 50mm f1.8やf1.4、f1.2など、いまでもその日の気分や相棒のカメラで選択している。
デジタルカメラでも、当然50mmとなる。
Zの50mm f1.8sは、Z6を購入したときに、購入したレンズ。
キットレンズの24-70mm f4より、50mmか35mmの単焦点をよく使っていた。

しかし、40mm f2が発売され、コンパクトで写りのやわらかさに魅かれ、少しの間、50mmの出番がなかったのだが、久しぶりにデジタルカメラで使って、その良さにあらためて気づかされた。


Zマウントの描写力

いろんな方が評価しているので、今さら感は否めないが、あらためてその描写力に感動し、微笑んでしまった。

絞り開放で撮ることが好きな私に、柔らかいボケを与えてくれる。
それだけでなく、ピント面の解像には驚く。
特にモノクロで撮影することが多いなかで、色に惑わされずに被写体の質感を捉えることができる、その描写力は力強いばかりだ。

50mmという画角も私の原点であり、好きな画角。
撮りたい被写体を素直に表現できる。
28mmや35mmはその広角域での表現の楽しさもあるが、50mmはパースがつかない素直な表現がいい。
そう、“素直な表現”ができるのが50mmであり、私の思う標準レンズ。

少しだけ欲をいえば、もう少し寄れれば。。。重さや大きさにも、もう少しけ軽くて小さければ。。。とは思うが、写りを考えれば納得できる。

※いつものことだが、細かい評価やスペックなどは、他の方やメーカーHPに任せることとしたい。


ほしいのか1.2

NIKKOR Z 50mm f1.2が発売された当時、何度もニコンプラザなどで触り、悩んだ。
その存在感ある大きさだけでなく、写りもスゴイと思った。
悩んだ。

一昔前の私なら、「より、いいものがほしい」と、無理をしてf1.2を購入したのだろうが、その大きさがどうしても受け入れられず、購入をしなかった。
購入しなかったもう一つの理由は、私の写真では、f1.8でも“もったいないぐらいに、いいレンズ”だったからだ。

そんなNIKKOR Z 50mm f1.8であったはずが、しばらく防湿庫でお休みしていた。
久しぶりに使って、“使わないのは、もったいない”と、思わせてくれた。

休みがちなレンズもあるが、それぞれいいレンズたち、一緒にお散歩写真を楽しみたい。



NIKKOR Z 50mm f1.8sでのお散歩写真を少しだけ

※Camera : Z8  /  PC : ディープトーンモノクローム(設定変更有)


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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