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「無いものから自分の想像で有るように作ることはワクワクする」中学2年生から頂いたお手紙

七海ちゃんという中学生からお手紙をいただきました。
とても嬉しくて、掲載許可も頂いたので紹介します。

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しくみデザイン
中村俊介先生へ

こんにちは
2018年未来チャレンジに参加して中村先生の講義を受けた七海です。今、中学2年です。
中学生になって、学校の先生からなりたい職業は何ですか?それを決めて行きたい高校を選びなさいとずっと言われていますが、やってみたいことはあっても職業はまだ決まらなくて、悩んでいたときに夢チャレンジのチラシを見てお母さんに参加をお願いしました。
夢チャレンジでは、講義を受けたすべての先生が人生でチャレンジを続けていると感じて、もっとたくさん話を聴きたかったし、大学生のお兄さんお姉さんは優しくて賢くてあこがれました。お友達も出来て、夢チャレンジとは別の場所で偶然会えて嬉しいこともありました。
中村先生の講義の時間が一番楽しくて、私はゲームをやった経験がないけれど、自分で作ってやってみる楽しさがわかりました。無いものから自分の想像で有るように作ることはワクワクするなあと思っています。
夏に夢チャレンジに参加したくて楽しみにしていたら、無いことを知りました。とても残念です。
学校では2年生は職場体験があり、私は何にも知らないところばかりだけど、しくみデザインさんに行きたい!と言ったら、学校で決められたところに行くと知りました。なので、ようやく買ってもらったiPhone(古いiPhone7)でSpringin'をやり始めました、まだ3日目ですが毎回作る度にやりたい形が変化して楽しいです。
私は1才からお母さんが沢山仕事をしているのを見ていて、自分の力で何かを生み出して、稼いで、お母さんを少し助けたい気持ちです。
プログラミングの勉強をしたいと思っていますが、音楽が大好きでずっと楽しみたい夢が続いていて贅沢だなぁと思っていました。
中村先生の話を聞いたときに自分がやりたい何かがつながる気持ちになりました。
そして、どうしても中村先生に手紙を書いてみたくて書きました。中村先生のことをお母さんに話したら、お母さんがKAGURAを体験してみたい!と動画を沢山見ていました。中村先生のイベントやお話を聞ける場所をお母さんに調べてもらって会いに行きます。
夢チャレンジで講義を受けられて良かったです。
ありがとうございました。

七海

これはうれしい、でしょ?!
丁寧な字から、ものすごく気持ちが伝わってきます。

→お返事書きました。

夢チャレンジとは、「中高生夢チャレンジ大学」という、中学生と高校生を対象に、大学生がファシリテーターとなって運営する福岡市のサマースクールのことです。

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僕はここで、5年連続でご依頼を受け、講師をしていました。
5年もあると、実績は増えるし受賞もするし、やっていることやプロダクトも増えたり変わったりします。基本的な伝えたい想いはあまり変わらないのですが、僕自身の成長の過程も講義に反映されていたことでしょう。

その夢チャレが、2018年を最後にもう終わってしまったとのこと。

参加した中高生がみんなイキイキとしていてとても素晴らしい企画でしたので、ライフワーク的に今年も講師をやる気満々だったのですが、残念ながら予算的な問題もあって継続せずに終了となったそうです。

終わってしまったのは残念ですが、僕の話を聞いたことで、やる気を出してくれたり悩みが少しでも楽になったりしてくれた子達がいてくれて本当にやった甲斐がありました。(こんなステキなお手紙まで頂いて)

僕はいわゆる教育者ではないので、教えると言うよりは自分自身のやってきたことや考えていることを見せて、ちょっと体験してもらって、それぞれに何かしらを感じてもらえれば良いな、と思って講演をしています。
だから、このように伝わったと思える瞬間がとても嬉しいのです。

そんなわけで、七海ちゃんにお返事を書きました。
次回は僕からのお返事です。

【僕からのお返事はこちら】


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