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子どもを手放しで褒めることの重要性と謙遜文化の弊害について

先日、妻からこんなことを言われました。

「あなたは天才なのに、小さい頃に周りからチヤホヤされなさすぎたのがもったいない」

なんか凄く心にズーンときて、ここ最近感じている閉塞感というか、イマイチ突き抜けられないでいるもどかしさの原因の一つはこれかもしれない、と思いました。

小さい頃のことはそんなには覚えてないんですが、僕は絵に描いたような普通の家庭で育ちました。会社員の父親と専業主婦で時々パートの母親と、2つ下の妹の4人家族です。

小学校入学するときに、IQテストの結果が非常に良かったらしく、先生から私学なりに入れて何らかの英才教育をさせた方が良い、と言われたそうです。でもうちは普通で良いんですと断ったんだよねーって、大人になってから母から聞きました。ちょっと、お母さん・・・。

まあ、英才教育なんてされてたらグレてたかもしれないんで、そこは別に良いんですよ。で、実は小さい頃から割といろいろできる子だったということを知った妻が言ったのが冒頭の言葉なわけです。

褒められてなかったわけではなく、むしろいっぱい褒められてたと思います。だから、親から認められてなかったとか自信が持てないとかそんなことは全くなくて、むしろ根拠のない自信はあったりするくらいです。

でも、よそに対して自慢をあまりしてもらってなかったような気がします。
すごいところは褒めてくれるけど、合わせて良くないところも指摘する。他人から褒められても、いえいえそんなことないですよ、こんなダメなところもあって、みたいな(これ自分も娘にたまにやってしまう・・・)。

結果として、今僕は、自信はあるし実績もあるのに、主張ができないという状態に陥っているんじゃないか。(こういうことを書くのも、実はものすごい勇気を必要としててですね・・・)

謙遜を美徳とする文化。
これが今の時代に合わなくなってきてるんじゃないでしょうか。

謙遜、やめます。
自慢、します(笑)。

これからリハビリもかねて、情報発信という名の自慢をしていきますね。


・・・いやいや、そんなことが言いたいんじゃなかった。

いざ自分が親になって、さて子どもに対してどう接したら良いのだろうといろいろと考える日々なわけです。
特に最近は、教育関係のプロジェクトに関わることが多くなっているので余計にそう思います。

と、いうわけで。

子どもに対して手放しで褒めていきましょう!
子どもの苦手なことを指摘しても意味がないのでやめましょう!
子どもの前でその子のことを他人に自慢しましょう!

この3つを、自分に言い聞かせるために書きました。
苦手なことを克服するのに時間を使わないで、得意なことを伸ばすために時間を使って欲しい、と、切に願っています。



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